米子東ロータリークラブ公式訪問記
2021/01/30 ガバナーが推薦する1冊
3日前、高校生向け(インターアクト)目線で、「私の1冊」を紹介してほしいとの要請を受けた。
要請してきたのは、地区ローターアクトクラブ(略称RAC)の委員長である野田さんだ。
そこで私はすぐ、「ウインストン・チャーチル 第二次世界大戦回顧録 抄」(毎日新聞社=編訳2016年6月20日7刷発行 中公文庫)を推薦した。
この本は、300ページたらずの文庫本であるが、これを若い高校生に薦めたいと思ったのは、以下の理由からだ。
①歴史を学ぶこと。
②美しい文章を味わうこと。
③名言を次々に生み出していったウインストン・チャーチルの知性に触れること。
なお、ウインストン・チャーチルは、この原著を書いたことで、ノーベル文学賞を受章するほど、分かりやすくかつ美しい文章を書く人物である。
一気呵成に、この本を読む、高校生も多く生まれることを期待する。