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2021/01/03 2021年を占う2.桑田作りには法律も支援

2021年1月4日 公開 / 2021年2月1日更新

テーマ:菊池捷男のガバナー日記

コラムカテゴリ:法律関連

2021/01/03 2021年を占う2.桑田作りには法律も支援

 ところで、エアービーアンドビーが日本で事業を展開するようになったのは、2018年6月15日に住宅宿泊事業法(いわゆる「民泊新法」)が施行された後のことである。それまでは、1948年に制定された旅館業法以外に、宿泊事業に関する法律はなかったため、同社は、同社の法務部を使って、日本の国に、民泊新法を作らせたということである(日本経済新聞2020/12/29付け記事「日本企業、また敗れるのか 眠れる法務を放置するな」参照)。
新しい産業の創出には、企業のロビー活動によりつくられた法律も支援するようだ。

【後日追記】日経新聞2021/01/31付け「フェイスブック、ロビー費首位にIT大手、米政府圧力に対応 中国バイトダンスは10倍 」の記事によると、思っていたとおり、アメリカ企業は、毎年多額の費用をロビー活動費の充てていることが報じられている。フェイスブックの20年のロビー活動費は前の年より18%多い1968万ドル(約20億4000万円)となり、初めて民間企業で最多になったとのことだ。

この記事を書いたプロ

菊池捷男

法律相談で悩み解決に導くプロ

菊池捷男(弁護士法人菊池綜合法律事務所)

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