2021/06/17 弁護士と職業奉仕
2020/10/17 21世紀の職業奉仕は、リーダーシップに結実する
今日は、明日の地区大会を前にして、地区指導者育成セミナを実施した。
その席で、木下光一さん(RI第2720地区パストガバナー)に、「ロータリーで学んだリーダーシップ」というテーマで、特別講演をしてもらった。
なお、木下さんは、奥さまともども、明日の地区大会に国際ロータリー(RI)会長代理として臨席するため来岡してくださった方だ。
ロータリアンとして、高い見識の持ち主だ。
この講演で、木下さんは、リーダーシップは “職業奉仕の企業版” だという言い方をされた。
木下さんの講話は、あたかも、私が、菊池捷男のガバナー日記「2020/07/06 ロータリーのいう「職業奉仕」は、実践論で語るべし」という呼びかけに、応えられたかのような内容を含むが、それを超えた、ロータリアンがリーダーシップを獲得していくプロセスにまで及んだ。
私が書いたのは、ロータリアンは、職業奉仕を具体的に実践していく過程で学び得た法則(経験則)を、社是、社訓、経営理念などの言葉にすることの必要性までだ。
しかし、木下さんは、そうすることは、同時にリーダーシップを獲得することになると、言われたのだ。
たしかに、考えてみれば、企業人が職業を行う中で、職業倫理を徹底していけば、その過程で、従業員やロータリアンの家族やステークホルダーといわれる多くの関係者に、良い影響を与えることになる。
具体的には、その企業人は、関係者に、信用され、信頼され、期待され、また、希望を持たせ、働く喜びを与える。
また、それらの人々を人間的に成長させることもできる。
要は、企業人が、職業奉仕を実践することは、同時に、このような素晴らしい効果の伴う、リーダーシップを獲得することになるのだ。
私は、今日、そのことを、木下さんから教えられた。
これを教えてくださった木下さんには、感謝。感謝。