遺言執行者観に関する謬説がなくなるまで①
新年あけましておめでとうございます。
今年は、すべての弁護士が、弁護士の大幅な増員という時代の激流の波をかぶる年になると思われます。
これからは、企業・法人・自治体が、その組織の中に、弁護士を雇用し、インハウスローヤーとして、活用していく年になっていくでしょう。
インハウスローヤーを雇用した会社等は、その活用を通じて、新しい法的ニーズを自覚していくものと思われます。
それとともに、既存の法律事務所に対する、新しい活用方法を学んでいくものと思われます。
このとき、既存の法律事務所は、優勝劣敗の、厳しい陶太の波に洗われるかもしれません。
しかし、その陶太は、弁護士全体から見れば、新しい弁護士へのニーズを呼び起こすための、そして、弁護士が今まで以上に高度な知識や技術を学ぶための、産みの苦しみになるのではないかと思われます。
弁護士数の大幅増員という激流の先に、確乎とした豊穣の土地が待っている。
今年は、そんな期待と希望を抱く年です。
本年も、よろしくお願いいたします。