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コンプライアンス1 真実かどうか?

菊池捷男

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得か損か?ではなく、真実かどうか?を基準にするのが、コンプライアンスです。

コンピューターのアプリケーションソフトのデッドコピーという著作権侵害を問題にされた会社の課長さんの話です。
「正直に言うと損をする。相手はこちら内部のことは知らないのだから、違法なコピーの数を全部白状するべきではない。違法なコピーは半分程度に抑えるべきではないか?」

これに対する社長さんの言です。
「君の提言に従うと、当社は、今日そのことで数千万円得をするだろう。しかし、君たちに“分からなければ誤魔化してもよい”ということを教える結果、明日は、数億円、いや会社が存続する間社員のモラルの低下により数十億の損がでるだろう。いや、会社そのものが倒産することになるかもしれない。ボクは、今日の数千万円の損の方を選ぶよ。」
なお、この社長さん、デッドコピーのことは知らなかった模様でした。

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菊池捷男
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菊池捷男(弁護士)

弁護士法人菊池綜合法律事務所

迅速(相談要請があれば原則その日の内に相談可能)、的確、丁寧(法律相談の回答は、文献や裁判例の裏付けを添付)に、相談者の立場でアドバイス

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