遺言執行者観に関する謬説がなくなるまで①
先日、アスカ2に乗船する3泊4日の旅行に行ってきました。
日頃、私がたいへん尊敬する方のグループに入れていただき、共に食事をし、オプション旅行に参加し、会話を交わすのですが、みなさまご夫妻連れ、そして私も家内同伴の小旅行でした。
参加者で、初対面の方が3組のご夫妻。
みなさま、たいへんすばらしい方ばかりでした。
都塵に汚れ、ともすれば、目先のことにしか目が向かない私にとって、違った世界に住まれるそれらの方々の謦咳から漏れる言葉、たたずまいは、まさに珠玉。
成功した人の言や、よし、とは、先日、このコラムで私が書いた言葉ですが、あるいは事業に成功され、あるいは文筆で大をなされ、あるいは美術の世界で確乎不動にして凡人には及びもつかない高い位置に達せられた、それら、人生の達人達は、人柄は謙虚にして、器は大。学ぶことの大きさと有り難さを痛感した次第です。
アスカ2の船上は、別天地といってよい快適空間ですが、陸に上がると、元の世界。
楽しい経験であっても、形而下のこと。
しかし、私たちのグループでの船上生活は、陸に上がっても、元の世界に非ず、精神の昂揚が、そのまま私を昇華させた形而上の世界に思えるのです。
ともあれ、人との出会いの、すばらしさに、歓喜している私なのです。