遺言執行者観に関する謬説がなくなるまで①
弁護士の頭の中は空っぽ、というのが私の持論です。
その中味のない頭で、法律相談を受けます。
中味がないので、その場で回答できません。
文献を調べ、判例や裁判例を調べます。
ああ、そうだ。
判例と裁判例の違いを知りたい方は、拙著「弁護力」をご覧下さい。
文献を調べ、判例等を調べて、ほぼ間違いなしとの確信を得て、法律相談の回答をします。
これを、私は、私の可愛いイソ弁達、
ああ、そうだ。イソ弁の意味も、「弁護力」には書いています。
そう。私の可愛いイソ弁達に、徹底して教えます。
そのイソ弁、1年も経つと、驚くほどの成長を見せます。
文献を調べ、判例等を調べることが、習い性になると、人間変わるものです。
まことに若い弁護士の成長力は、端倪すべからざるものがあります。
いつしか、彼らは、私のはるか上を行くでしょう。
え? 1年目の弁護士が、もうすでに私を超えているって?
そうかもしれません。