遺言執行者観に関する謬説がなくなるまで①
1 動産の種類
動産は、一般には、一般動産(事業用資産と家庭用資産)、棚卸商品等、牛馬等、書画骨董品及び船舶の5つに分類されます。
2 評価
評価は、売買実例価額、精通者意見価額を参考にして評価します。
これらが明らかでない場合は、同種、同規格の新品の小売価額から、償却額(経年減価額)を控除した金額によって評価します。
3 高額なものが問題になる
自動車、貴金属、書画・骨董などが問題になります。一般動産の中の交換価値の乏しい家庭用資産はほとんど問題にはなりません。
4 貸金庫などに注意
貴金属や宝石などは、貸金庫で保管している場合もありますので、注意が要ります。
なお、現金が貸金庫に入っている場合もあります。