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佐藤正治

「社労士」社労士EAPで生産性向上や人材定着に取り組むプロ

佐藤正治(さとうまさはる) / 社会保険労務士

masaharu社会保険労務士事務所

コラム

アンコンシャス・バイアスとアンガーマネジメント②

2024年2月9日

テーマ:働き方改革のその後

コラムカテゴリ:ビジネス

アンガーマネジメントという言葉よく聞くことがあるのではないでしょうか。
様々な場面で取り上げられているようです。
アンガーマネジメントとは文字通り「怒りのマネジメント」、怒りをどのようにコントロールするかといった感じでしょうか。
「怒り」が起きるのはどのような場合でしょうか?
・自分が思っている当たり前と思っていることと違うことが起きた場合。
・こうある「べき」と思っていることと違うことをされた場合。
・自分で勝手に期待していた相手が、期待に応えてくれない場合。
・自分の価値観に反する行為が行われた場合。
などなどと様々なケースが考えられますが、ここで大切なのは「怒り」を感じている主体はあくまで自分であるということです。
「怒り」は自分自身が生み出しているのです。
アンガーマネジメントの話が出る時に、対処法(マネジメント法)としてよく出てくるのが、「怒り」を感じたときにすぐに反応をしない。反応をするまでに6秒間位の気持ちを落ち着かせる、考える時間を設けるという対処法です。

似たような一例として、

『ある小売店でお客さんが、店員さんの対応に対して怒ってしまい理不尽な要求をした来たそうです。いわゆるカスタマーハラスメントのような状況です。その時にマネージャーの方は現場にいなかったので、翌日に話し合い合をしましょうということになったそうです。翌日に話し合いをしたときにはお客さんの「怒り」はすっかり冷めていて冷静な話し合いができたそうです。』

その場では「怒り」が先だって冷静な判断がお互いできない可能性があるので、時間を置くことはお互いが冷静になるために良かったのではないかと思います。

「怒り」に任せてすぐに反応しない方が良い結果になるということが分かるのではないのでしょうか。

今回はこのくらいにして、次回は「怒りの原因」と「アンコンシャスバイアス」の類似性について書いてみたいと思います。

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