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コラム

嫌われる人の話し方

2016年7月19日

テーマ:アナウンス倶楽部

コラムカテゴリ:スクール・習い事

2016・8・1号の「PRESIDENT」を読みました。

表紙が「嫌われる人はなぜ、嫌われるか?」とインパクトのあるタイトルで、
ひきつけられて手にとりました。

本に記載されていた記事のの一部を紹介しますと、

「職場の不満500人調査~話し方聞き方編」
(ランキング、各職場の不満の声の出所:不満買収センター)

嫌われる人1~10位!

1位:話を聞いていない(18.2%)
2位:上から目線(15.0%)
3位:否定的な反応(10.6%)
4位:敬語ができていない(9.0%)
5位:怒りの感情を出す(7.6%)
6位:話をさえぎる(6.2%)
7位:反応が薄い(5.4%)
8位:目を見ない(5.2%)
9位:自慢げに話す(3/8%)
10位:内容が不明瞭(2/8%)

なんと、嫌われ度NO1は、
「人の話をきちんと聞かない人」でした!

よく「話し上手は聞き上手」というように、
傾聴トレーニングがもっともコミュニケーションに大切ともいわれます。
話すという行動よりも、実は聞く方が難しいものですよね。

話すという行為は、自分で題材を選んで整理して言葉にする自分軸ですが、
聞くという行為は、相手から降り注いでくる言葉を理解しながら聞かなければ
なりません。覚えることは覚え、同調やアドバイスをすることもあります。
要らない情報は何か・・・を瞬時に仕分けしながら聞かなければなりませんし、
結構な能力、技量が必要になるからですよね。

嫌われる人はこの聞くことが得意でないためにコミュニケーションがとりずらい。
会話が続かなかったり、価値観が違いすぎて盛り上がらないこともあります。
特に嫌われるのは、人が話しているのに「私はね!」と自分の話にすりかえてしまい
常に「私が私が!」の人。
周りの皆さんが、自分に関心がある、自分の話に釘付けだ!と勘違いしている人ほど、
「もうあの人とは話をしたくない。」と思われてしまうようです。

他にも、場にそぐわないほどの大声で話す、早口で聞き取れない人も、敬遠されがちかも
しれません。

まずは相手の話の腰を折らずに、聞き役に徹することを始めてみるのも方法ですね。

この記事を書いたプロ

大楠博子

話し方のプロ

大楠博子(有限会社エーアンドアイ)

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