マイベストプロ京都
倉本和幸

空調設備に情熱を注ぐプロ

倉本和幸(くらもとかずゆき) / 一級管工事施工管理技士

株式会社京都設備

コラム

震災後のエアコン不足に好転の兆しは

2011年5月12日 公開 / 2014年3月19日更新

テーマ:空調機器の疑問、一答涼暖!

コラムカテゴリ:ビジネス

東日本大震災から2ヶ月が過ぎましたが、
エアコン不足は業務用を中心に現在も続いております。

その原因は、エアコン生産上で必要な部品の調達先が
被災し、メーカーが部品供給を思うように受けることが
できなくなってしまったためとも言われています。

そんな中、5月12日の日本経済新聞(朝刊)で
ダイキンの決算報告に関する記事を目にしました。

記事によると、井上会長が震災の影響でエアコンなどの
部品調達に支障が出ていたことに対し、代替品などで解消
できるメドがたったと表明されたそうです。

「復興需要などに向けてどこまで増産できるか挽回策を
検討している」とも話しておられ、
明るい材料として私は受け止めています。

空調の売上高で世界首位となったダイキン工業。
この発言が業界に与える影響は大きいものと思います。

主要エアコンメーカーが、
このまま黙って様子をみることはおそらくないでしょう。

トヨタ自動車でも稼働率の前倒し回復が進む可能性が
出てきたとの記事がございました。

エアコンメーカー全体が厳しい商品供給状況にある中で、
この話が好転の兆しになってくれることを
大いに期待しております。


『おこしやす!㈱京都設備のHPへ』
http://www.kyoto-setsubi.co.jp/

この記事を書いたプロ

倉本和幸

空調設備に情熱を注ぐプロ

倉本和幸(株式会社京都設備)

Share

関連するコラム

倉本和幸プロのコンテンツ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ京都
  3. 京都のビジネス
  4. 京都の設備工事
  5. 倉本和幸
  6. コラム一覧
  7. 震災後のエアコン不足に好転の兆しは

© My Best Pro