空調設備を通して多くの人の喜びにつなげていきたい（1/3）

創業から半世紀以上にわたりオーダーメイドの快適さを追求

「オーダーメイドスーツの着心地が良いように、お客さまお一人おひとりのお部屋や用途を正確に把握し、温度だけでなく、湿度、気流、空気清浄といった空調の質にまで配慮することで空間にもオーダーメイドの快適さが生まれます」

　そう快活な口ぶりで話すのは株式会社京都設備の代表取締役倉本和幸さん。父である先代が創業してから半世紀以上にわたり、地元京都を中心に空調に関する業務全般に携わってきました。同社は業界内では珍しい元請受注会社であるため、直接取引先やエンドユーザーから注文を受け空調工事から点検、修理、メンテナンスとワンストップで行っています。国内主要メーカーからの信頼も厚く、お客さまの現場状況や条件に合う最適な機種選定が可能です。

　優しい笑顔と謙虚な物腰が印象的な倉本さんですが、そのまなざしには熱い情熱が宿っており、他社に負けない同社ならではの強みがあると力を込めます。

「一番の強みは現状把握力です。現場調査を重視し、まずどういう空間かを知る。工事予定場所の使用状況、障害物の有無の確認などはもちろん、目に見えない部分まで徹底的に調査します。お客さまに快適な空間を提案するためには今の環境を徹底的に理解する、そこに一切の妥協はありません」

　豊富な経験と実績、確かな分析力を基に現状把握を行った上で、そこから最適な機種を提案します。「現場調査をすることで図面では読み取れないヒントを得ることができる」と倉本さんは語ります。

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