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コラム
耐候性、防火性、防水性に優れたタイルでお洒落に内装リフォーム
2018年6月11日
内装用タイルは陶器の小片タイプだけではありません。生地の違いによる風合いや、タイルの色や模様といったデザインのほか、調湿や防臭といった機能があるタイルも登場しています。
使う場所に応じて、デザインや機能がふさわしいタイルを選びましょう。
タイルの特性、メリット
タイルの色や形は種類が多く、最近では住宅の内装にも取り入れられています。一般的には陶磁器の小片上のタイルが主流です。
優れた防水性から、本来は水まわりの壁や床に使われる素材として好まれてきました。タイルは耐候性、防火性、耐摩耗性も併せもっています。色あせず劣化しにくく、お手入れも簡単です。
デザインのバリエーションも豊富で、ありきたりではない自分らしいコーディネートが楽しめると注目を集めています。
タイルの種類
まず、生地によって「陶器質」「磁器質」「せっ器質」の3つに分類されます。
さらに、釉薬(うわぐすり)の有無で「施釉(せゆう)タイル」「無釉(むゆう)タイル」に分けられます。
デザインからは、「モザイクタイル」「デザインタイル」「異素材タイル・カラー目地タイル」「機能性タイル」などがあります。
モザイクタイルは1枚あたりの面積が小さめで施工しやすいようユニットタイプになっているものもあります。デザインタイルは1枚ごとに色鮮やかな模様やデザインがあしらわれたものです。異素材タイルは陶器や磁器、せっ器質のタイルとガラスや金属を組みあわせたものです。また、通常タイル目地は白ですが、カラー目地のタイルも登場しています。
機能性タイルは、デザインではなく「防カビ・抗菌」「調質・消臭」などの効能で空間を快適にしてくれるものです。
タイルを使うのに適した場所と使い方のポイント
タイルの素材や大きさによって左右されますが、壁紙と比べると材料費と施工費が高くつきます。釉薬(うわぐすり)がかかっていないタイプであればお手入れがしにくいこともあります。また、衝撃に弱いという弱点もあります。
それらをふまえ、タイルは特性を活かした場所に使うことが大切です。
浴室に使うのであれば、すべりにくい加工がされたタイル、冷たさを感じにくい足ざわりのあたたかいものが適しています。
リビングや寝室には空気をキレイにする機能性タイルもおすすめです。洗面所やトイレには抗菌効果や防汚・防臭効果を備えたものも人気です。
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