- お電話での
お問い合わせ - 0120-479-638
コラム
マンションライフを快適に132
2024年1月29日
今回は、屋内消火栓 その5から進めて行きます。
スプリンクラー
マンション(共同住宅)にも、必ず付けないといけない条件があります。
それが、11階以の建物は必ず、11階以上に付いないといけません。
なぜ、11階以上にスプリンクラーが必要なのでしょうか。
11階といえば、3m(1フロア)×11階=33mとなります。
はしご車のアームが伸びるのが、30mが多く(この法律があるから30mが多いのでは)であるから、10階までは届く事となり(非常用エレベータ―を使用すれば11階以上には隊員が行く事が出来ますが)、消火出来る様になっています(その地域に小さいはしご車しかないと、新しく購入したりします)。
最大では54mと言う物もあるみたいです。
はしご車が届かない11階以上の階はどの様に消火・類焼を遅らすのでしょうか。
火災を消火・類焼させない為にも、スプリンクラーが設置されます。
よく、百貨店に行かれる方も多いと思いますが、天井をよく見て下さい。
百貨店には、各フロアでスプリンクラーが設置されているのを見かけた方はいると思います[3000㎡(平家建以外)以上の場合]。
スプリンクラーの方式にも、湿式、乾式、予作動式と3つに分かれています。
湿式
スプリンクラーヘッドまで水が入っているタイプ
ヘッドに感熱部があるヘッドが必要。
火災の時に、感熱部が溶けて散水される。
乾式
スプリンクラーヘッドまでは圧縮空気がはいっており、水が入っていません。
スプリンクラーヘッドが熱により感知し、圧縮空気が抜け、ポンプが起動し、水が送水され消火されるタイプ。
寒い地域は、乾式(寒いと配管内で凍る事がある)で施工されます。
ヘッドに感熱部があるヘッドが必要。
予作動式
シプリンクラーヘッド+感知器がついており、感知器が発報する事で作動するスプリンクラー。
スプリンクラーも誤作動を起こすこともあります。
誤作動を起こすと大変な上に、費用も掛かります。
そうならない様に、点検・改修時期を早めに想定し、適切に管理して下さい。
次回は、屋内消火栓 その6から進めて行きます。
関連するコラム
- マンションライフを快適に139 2024-02-07
- マンションライフを快適に 2023-07-25
- マンションライフを快適に31 2023-09-05
- マンションライフを快適に100 2023-12-11
- マンションライフを快適に165 2024-03-22
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
宮崎英人プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。