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川島英雄

交通事故・医療事故の被害者を守る法律のプロ

川島英雄(かわしまひでお)

札幌おおぞら法律事務所

コラム

医療事件 ~医療記録を読めるかどうか~

医療事故

2014年2月7日 / 2017年5月2日更新

 みなさんは、弁護士が医療記録を読めるものだと思いますか?

医療記録を読める弁護士はほとんどいない

 答えはもちろん「ほとんど読めない」です。
 弁護士といっても、医学部に在籍したわけではありませんから、ほとんどの弁護士はそう簡単に医療記録を読みとることはできません。

 ただ、もちろん例外もあります。医師の資格を持ちつつ、弁護士になった人です。全国にはこういう弁護士が何人かいますので、この人たちはまさに「医療記録が読める弁護士」といえます。

医師と同レベルは無理ですが

 私も、このグループには入れません。
 ですが、おそらく平均的な弁護士よりは確実に、医療記録を読みとる(*)ことができると思います。

 これは、理科系の知識を一定水準以上持っていることと、興味があったということが大きな理由です。
 このような基本知識や興味を持って、弁護士になってからも医療事件や交通事故事件、その他の事件で医療記録を読むたびに勉強し続けてきたので、医療記録のうちどこをどう着目して見ていくべきかということも、かなりできるようになったと思います。

 私が所属している札幌医療事故問題研究会では定期的に研修を行っており、医師にもアドバイザーとして協力してもらうことがあるので、こうした環境も非常に役に立っています。

医療記録を使う事件は多い

 実際には、医療事件に限らず、交通事故の事件など、弁護士は医療記録を検討しなければならない事件に数多く遭遇します。
 例えば、交通事故で大きな後遺症が残ってしまったのに、その後遺症の程度を保険会社に争われてしまっている場合などです。

 そういう場合、多くの弁護士は、事件に遭遇した時に、その事件の対応に必要な範囲で都度勉強したり、医師に協力を求めて対応したりしているのが実情だと思います。
 もちろん、それで十分に対応できる事件もあります。
 ですが、常に医師に協力を求められるような環境にあるわけではありません。
 やはり、医療記録を読むことが必要な事件では、医療記録を読むことができるに越したことはありません。

 医療事件はもちろんのこと、交通事故の事件でも、医学的な部分が大きな争点となっている場合には、少しでも医療記録が読めそうな弁護士、医学的な知識がありそうな弁護士を探したほうがよいといえるかもしれません。

*私が医療記録を「読む」というのは、書いてある英語等の医学用語が翻訳できるという意味ではなく、記録全体から問題点を探し出すという趣旨の意味です。英語はあまり得意ではないので、医学用語辞典は手放せません。

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