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コラム一覧
住宅の健康⑬~余談 聴竹居の設計者藤井厚二の言葉
2021-10-05
コラム「聴竹居を訪ねて参照」の聴竹居は90年ほど前に建築家藤井厚二が建てた自邸です。藤井厚二は著書「THE JAPAESE DWELLING HOUSE」の中で日本の主要都市東京、京都、大阪を代表として欧米(英、独、仏、北...
住宅の健康⑫~季節によって変化できる家
2021-09-28
A氏の「今では人の代わりに家が寒さに凍え、夏は汗をかいてくれています。」はある意味当たっています。高気密高断熱住宅の壁の中は結露して汗をかいているかもしれないからです。コラム「WB工法を採用して10年...
住宅の健康⑪~風通しが良い家しか残っていない
2021-09-21
私が、30年ほど前に木造住宅に係るようになった頃は、大きな窓で風を通して家が傷まないようにと家を作ってきました。施主の方も、風通しがよくないと家が傷むと言っていました。家が長持ちすることを優先してい...
住宅の健康⑩~乾かないことが問題
2021-09-07
このコラム①でA氏の本に書いてあった「昔は人が寒さに凍え、夏は汗をかいていた。今では人の代わりに家が寒さに凍え、夏は汗をかいてくれています。」で気になったのは、高気密高断熱を勧める人は建物が傷まない...
住宅の健康⑨~夏型結露はないと考えているのでは
2021-08-31
コラム「夏型結露⑯参照」に書きましたが、2009年の建築雑誌に逆転結露(夏型結露)が起きるか起きないかの記事を取り上げましたが、A氏は夏型結露が起きないと思っているようです。本には夏型結露については何も書...
住宅の健康⑧~壁の中はどうなっている その2
2021-08-24
前回の最後に書いたことの説明です。冬の壁の図が下の図です。室内には暖房をかけ加湿(温度が上がると人は乾燥していると感じるため加湿します)した空気があります。当然、室内の空気は力があるため外へ出ようと...
住宅の健康⑦~壁の中はどうなっている
2021-08-17
A氏の本やコラム「断熱より結露対策」に書いた高気密高断熱を勧める本を読むと以下のように書いてあります。高気密高断熱住宅にすれば、室温が安定して住む人が健康になり、内部結露しないため家も傷まないなどと...
住宅の健康⑥~ドイツを手本にする不思議 その2
2021-08-10
東京の夏は、外気が高温多湿なため室内はエアコンをかけて低温低湿に、冬は外気が低温少湿なため室内は暖房をかけて高温多湿にして生活します。ベルリンの夏の外気は高温少湿なため室内は温度を下げればよく、冬...
住宅の健康⑤~ドイツを手本にする不思議 その1
2021-08-03
本の冒頭からお手本はドイツと書かれていました。私はコラムで度々書いてきましたが、気候の違うドイツやイギリスと同じ方法ではダメだと思っています。今回と次回はベルリンと東京の比較です。下の図は、ベル...
住宅の健康④~結露が住宅の寿命を短くした? その2
2021-07-27
コラム「結露」に書いたように、結露には表面結露と内部結露があり表面結露は目に見える結露、たとえば窓ガラスに暖かい空気があたり露になるような結露のこと、内部結露とは水蒸気が床下、壁の中、天井裏の中に...
住宅の健康③~結露が住宅の寿命を短くした? その1
2021-07-20
A氏の本では、②に書いたように日本の家が26年しか持たない理由は低気密低断熱の家を作ったためで、そのために内部結露で家が傷み日本の住宅は寿命が短くなったと書かれていました。また、内部結露の説明も「暖か...
住宅の健康②~日本の住宅の寿命について
2021-07-13
A氏の本には、こんな事も書かれていました。高気密高断熱住宅にしておけば、住宅も長持ちする、日本の住宅が26年と短命なのは低気密低断熱のためと書かれていました。本の中では、アメリカは60年、ドイツは80年...
住宅の健康①~タイトルについて
2021-07-06
タイトルは「住宅と健康」ではありません。「住宅の健康」についてです。最近の省エネ住宅の本を読むとこのように書いてあります。「高気密高断熱住宅を作れば住宅内の温度差がなくなるため、住む人も健康に暮...
ヒートショックではない⑥~余談 ヒートショックは温暖地に多い?その2
2021-06-29
前回の続きです。この本の作者が厚労省のデータを読み間違えてしまったのかとも思いましたが、他にも書いてあったこと(次の段落からの内容)からも、「高気密高断熱の家を作り、室温を一定に保たなくてはいけなら...
ヒートショックではない⑤~余談 ヒートショックは温暖地に多い?
2021-06-22
昨年読んだある会社の本にはこう書かれています。日本の家は冬の室温が低いため寒さで健康を損ね、寒さで命を失う数が増えていますと書かれていて、その理由は「ヒートショック」とされています。しかも「寒さ...
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