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鈴木敏広

長く愛される住まい作りにこだわる一級建築士

鈴木敏広(すずきとしひろ) / 一級建築士

まちの大工さん 鈴木工務店

コラム

都の太陽光義務化の疑問②~条件が良くないと発電量は落ちる

2022年5月10日

テーマ:新聞、雑誌等の記事から

コラムカテゴリ:住宅・建物

太陽光パネルは、天気が良くても例えば隣の家の屋根の影がパネルにかかれば発電量が減ることを知らないのでしょうか。影がどのようにかかるかによって発電量の低下は変わりますが、東京のように住宅が密集している場所で太陽光を利用する設備を義務化するなどどうかしていると思います。

太陽光パネルは敷地の南側は道路などで太陽光を遮るものは何もない、もちろん電柱で影ができるのもダメで、東と西は隣家の影が掛からないという条件で効率よく発電します。ですから住宅密集地はダメ、現在はなくても隣や南側に影ができるような高い建物は建たない敷地でないといけません。

太陽光義務化②

影ができても北面でも発電しますが、その量は南に比べ低下します。発電効率が悪くてもとにかく乗せるのでしょうか。設備で大事なことは、最も良い条件で動かすことです。

次回は、『都の太陽光義務化の疑問③~電力会社は発電所を減らしている』です。


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