新年だからこそ注意したい『食養生』の大切さ【山梨 漢方 沢田屋薬局】
【同世代の脳梗塞はやっぱり気になる】
お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきおさんが脳梗塞で入院されたというニュースが最近飛び込んでまいりました。
僕はサンドウィッチマンが好きで、2人のコントって本当に面白いですよね。レギュラー番組を10本以上もつ、めちゃめちゃ売れっ子ですよね。
伊達さんというと、テレビではおいしそうに食事をする姿も印象的で、BSでやっているコロッケの番組もとっても人気ですよね。
さて、僕が今回の伊達さんが脳梗塞で入院されたというニュースを見て特に気になった理由が「年齢」です。
実は伊達さんは僕より1歳年上だけなのでほぼ同い年。
僕らのような50代、アラフィフになってくると、
「脳梗塞ってお年寄りがなるんでしょ?」
とは、なかなか思えなくなってきますし、同世代の人がなると急に自分ごとに思えてきます。
幸い伊達さんは早く異変に気づいて早期治療につながったと報じられていましたが、僕自身も今回のニュースを見て、
「これは他人事じゃないな」
と改めて感じました。
そこで今回は自分自身の予防も兼ねて
「脳梗塞って、そもそもどんな病気で、どんな原因で起こるのか?」
そして
「脳梗塞を未然に防ぐためにはどんなご自愛が必要なのか?」
というところを掘り下げてみたいと思います。
【そもそも脳梗塞とは?】
脳梗塞をものすごく簡単に説明すると、
「脳の血管が詰まり、その先に血液が届かなくなる病気」
です。
「それぐらい知っているよ」っと多くの方がお思いだと思いますが、それがどれぐらい大変なことかと言うと・・・・
血液は酸素や栄養を全身の細胞へ届けています。
当然、脳の細胞にも血液が必要です。
ところが脳の血管が詰まってしまうと、その先にある脳の組織へ酸素や栄養が届かなくなります。
脳は非常に多くの酸素を必要とする臓器ですから、血流が途絶えた状態が続けば脳の組織がダメージを受けます。
障害された場所によって、
・片方の手足が動かしにくい
・顔の片側が動かしにくい
・言葉が出にくい、ろれつが回らない
・人の話していることが理解しにくい
など、さまざまな症状が現れます。
だから脳梗塞は出来るだけ早く細胞に血液を届ける処置を行うことが大切なんです。
【脳梗塞には大きく3つのタイプがある】
さて、一口に脳梗塞といっても、血管が詰まる仕組みによって大きく3つのタイプに分けられます。
まず「アテローム血栓性脳梗塞」
動脈硬化によって比較的太い血管の壁に「プラーク」と呼ばれる病変ができ、そこに血栓ができるなどして血流が妨げられるタイプです。
次が「心原性脳塞栓症」。
これは脳そのものではなく、心臓などでできた血栓が血流に乗って脳へ飛んでいき、脳の血管を詰まらせるタイプです。
代表的な原因のひとつが「心房細動」という不整脈です。
比較的大きな血管が突然詰まることもあり、症状が急激に現れ、重症化することがあります。
そして3つ目が「ラクナ梗塞」。
脳の奥にある細い血管が詰まるタイプで、高血圧などによる細い血管の障害が深く関係しています。
梗塞自体は小さくても、場所によっては手足の麻痺などが現れることがあります。
【血管の中にできる「プラーク」とは?】
ここで覚えておきたいのが「プラーク」という言葉です。
健康な血管の内側は「血管内皮細胞」という細胞で覆われています。
いわば血管自身をつくっている大切な細胞です。
細胞に血液を届けるための道路をつくる細胞なのでとっても重要な細胞なんです。
ところが、高血圧、高血糖、喫煙、脂質異常などさまざまな要因が重なると、血管内皮細胞がどんどん弱っていきます。
そこへLDLコレステロールが入り込み、活性酸素などによって酸化されると、体がそれを排除しようとして炎症が起こり
血管の壁にプラークができてしまいます。これが動脈硬化の始まりでもあり、脳梗塞にもつながりやすくなります。
活性酸素は喫煙や高血糖、慢性的なストレスなどによって増えやすくなります(これ以外にも原因はありますが、代表的なものです)。
忙しい毎日が続くと
食生活が乱れたり
運動不足や睡眠不足になったり
様々なストレスを抱えたりと
血管の健康に影響する生活習慣が重なってしまうことがあります。
もちろん今回の伊達さんの脳梗塞の原因が何だったのかは僕には分かりません。
だからこそ僕らも他人事とは考えず、日頃から自分の血管を守る生活を意識しておきたいですよね。「血管を傷める生活」を長く続けないことが大切ですよね。
「昨日食べ過ぎたから、明日脳梗塞になる」
という単純な話ではありません。
毎日のちょっとしたご自愛の積み重ねが予防につながりますし
日々の不養生が長い年月をかけて血管に負担をかけていきます。
そして、これはぜひお伝えしておきたいのですが、今回の伊達さんの脳梗塞についても、
「あの人たくさん食べていたから脳梗塞になった」
などと単純に考えることはできません。
テレビで見える伊達さんの姿はごく一部です。
僕らが見えないところで様々な苦労があったと思います。
僕が今回いろいろ考えさせられたのが
「脳梗塞が増えてくる40代、50代のうちにどんな事をしておけば良いのか?」ということです。
次回は、具体的に脳梗塞を予防するため、仮になったとしても症状や後遺症を最小限にするために大切なご自愛を
運動や食事など現代医学的な予防の考え方はもちろん
漢方・中医学的な視点も交えながらお届けしたいと思いますので、ぜひ次回もご覧ください。
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