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コラム

女性の感情はポイント制〜女性の為の心のセルフケア&男性がすべきこと〜

2020年4月21日 公開 / 2021年3月2日更新

テーマ:女性の健康

コラムカテゴリ:美容・健康




どうも!

久しぶりに縄跳びを3分やったら筋肉痛になりました。
全国のおじさんにお伝えしたいことが一つだけあります。急な激しい運動はやめましょう。

運動会で張り切ってアキレス腱を切るおじさんが後を絶たないように、コロナで運動初めて怪我するおじさんが増えないことを切にねがっている、さわたや薬房の早川です。

この間「有吉いいeeeee」を見ていたらNintendo Switchのダンスゲームをやっていたのでちょっと欲しくなりましたが

同年代の有吉さん、タカトシさん、アンガールズ田中さんがやっている姿を見て

「おじさんがやっても決して美しくない」ということがよくわかったのでコツコツ縄跳びをやろうと思います。。。


さて、今回は先日ツイッターやインスタグラムでもお伝えしたのですが、最近目にした言葉で、今こそ男性として意識したいと思ったことがあります。

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それは「毎日かあさん」などの作品で有名な漫画家の西原理恵子先生が仰った言葉

「女性の感情はポイントカード制」

という言葉です。

今回のテーマは「女性の感情はポイント制〜女性の為の心のセルフケア&男性が応援できること」についてお届け致します。

☆全国の女性のストレスが増えています

今回のテーマを提供してくださった西原理恵子先生は僕は毎日新聞で連載を週1回されていて、僕も毎週楽しく拝見させていただいていますが、

新型コロナウイルスの影響で生活のリズムが変わってしまった今の女性の方はかなりこの「感情ポイント」が貯まってしまっているのではないかと感じました。

これは小さなお子様がいるご家庭だけの話ではなく、一人暮らしの方や実家で生活されている方も学校へ行ったり、毎日仕事に行くという生活からリズム変化がしていたりして、普段は朝晩のコミュニケーションぐらいだったご主人やパートナー、家族と1日一緒にいる時間が増えることで起こると思います。


いつもはつくらなくて良い食事を作ったり

お子さんが学校や保育園にいけず1日面倒を見たり

長時間一緒にいることでいわゆる「パーソナルタイム」を作ることも難しくなっていると思います。

共働きのご家庭でも「家事は女性が」

という男性が大多数ということも現実的にあります。

誰がなんというと、今の環境は女性のほうが負担が多いと思います。


気晴らしで旅行や外食、女子会やお買い物をしていたのができなかったり

遊びに行くこと自体が自粛となっていた今、なかなか自分自身のストレスを発散する方法が見つからない方も多いと思います。

普段でも西原さんの言葉を借りれば

「女性の感情はポイント制」

なので、何もない、日常の生活でも女性の感情ポイントは毎日すこしづつ貯まっていっています。

よく「ちょっとしたことで急に怒った」

「いつもなら怒らないようなことで激怒された」

なんて経験をしたことがある男性もいらっしゃると思いますが、それはその一言が50ポイントだったのではなく、それまでの累計ポイントが49ポイントあり、最後の一言で50ポイントに達して、ポイント還元、感情の爆発につながったのだと思います。

☆今はコロナと春の影響で「通常のポイント2〜3倍」

当然、出来事によっては高額の商品を購入したように一気に50ポイント貯まるようなこともありますが、多くの場合は積み重ねです。


普段でもそうなのに、今の環境での感情ポイントは通常の2倍、3倍のポイントが付くと思っていたほうが良いと思います。

それはもちろん新型コロナウイルスの影響でストレス過多になっていること。

さらには今の季節「春」は中医学ではもともと「春は肝の弱る時期」と言ってストレス系の症状が出やすいと言われています。

季節の変わり目で気温や気圧変化が激しく、生活環境変化ももともとある時期なので5月病などがあるように春は自律神経のバランスが乱れやすく、感情的な症状も出やすいのです。

女性の方は卵巣ホルモン・エストロゲンの分泌と心とカラダのバランスをとってくれる脳内物質「セロトニン」の働きがつながっているので、月経周期でも自律神経が乱れやすくなっているので、とてもカラダが今はデリケートな時期なのです。


このようなことも重なっているので

「最近なんか調子が悪い」
「ちょっとしたことで怒ってしまう」
「イライラする」
「クヨクヨする」

このようなことが起こっても不思議はないのです。

なので、まずは女性の皆さんは「今はこういう時期だから」ということだけは理解されて、普段より2倍、3倍と皆さんの心とカラダには負担がかかっていることを意識してぜひ養生されてください。


☆女性が自分でできるセルフケア

春という季節
月経周期があるというカラダの仕組み
新型コロナウイルスによる負荷

このような状況下で女性のみなさんがご自身で出来るセルフケアもあります。

・食事ではタンパク質をしっかり
女性は血液が不足すると心のバランスも乱れると言われています。血液が沢山必要になる月経前にメンタルが崩れやすい方はこのタイプが多いのですが、今は様々なストレスで気血の消耗が激しい時期なので、元気の源であるタンパク質は鶏肉や魚、大豆食品などで補給しましょう。

・香りの良い食べ物やアロマなどを活用
香りの良いものは気の巡りを良くすると中医学では考えます。気の巡りが滞るとイライラしたり、クヨクヨしたり精神活動のバランスが乱れるので、柑橘類や薬味、香味野菜、香りの良いお茶、ハーブティーなどを生活の中に取り入れましょう。酸味のある食べ物もおすすめです。

入浴剤を使ったり、アロマオイルやお香などもお好きであれば活用すると良いでしょう。

・ゆっくり入浴する
ちょっとぬるめの38℃〜40℃の微温浴は副交感神経を優位にしてカラダをリラックスさせてくれます。シャワーで済まさずにゆっくりと入浴をしましょう。冷え性対策にもなるのでおすすめです。カラダを冷やすと神経も過敏になりやすくなります。時間は「気持ちが良いな」と感じる程度、うっすら汗をかくぐらいで良いので、生活習慣に組み込みましょう。

・オススメの運動は散歩
イライラしたりするときは意識的にゆっくり歩く散歩がおすすめです。疲れているときでも体力的消耗も少なく気の巡りを整えます。カラダを鍛えるわけでなく気分を整える、という目的で行う運動は負荷が少なく、ゆっくりのんびり出来る運動がおすすめです。

☆男性が応援できること

女性の方が自分でできるセルフケアをお伝えしました。最後に今日のテーマでもある「男性がすべきこと」です。


「男性がすべきこと」という表現、この表現はどんな表現にしよか色々考えました。

男性が女性を助けてあげている感がでても変だし、恩着せがましいなってしまったり、あてつけぽく取られても残念なので、表現的には色々考えて「男性がすべきこと」にさせてもらいました。

男性に比べて女性の方に負担が多いのはこれは間違いないことです。女性の媚を売っているわけではありませんが、すべての男性は女性にもっと感謝をしないと行けないと思います。

僕自身も今日のコラムを書きながら感謝が足りないと痛感しています。

女性のカラダが男性に比べると確実にデリケートです。奥様や彼女などパートナーがいる男性はできる気遣いはぜひされてください。

でも「別に気遣いされたくない」という方もいると思いますので、そのあたりはパートナーの気質を察して上げてくださいね。

☆男性ができること

男性が今のような環境で出来ることは色々あると思います。

・家事の分担を明確にする
共働き等で夫婦やパートナーがふたりとも在宅ワークになっていたり、男性も家にいる時間が増えていると思います。

普段は家にいないからできない家事も家にいるのだから当然出来るはず。在宅ワークで問題になっているのが、奥さんは在宅ワークしながら子育てや家事をしているのにご主人は部屋にこもって仕事をしている、という状態です。

これはかなり不公平ですよね。なので、このような状況にある方はできれば役割分担を明確にすると良いと思います。もし自然と役割が分担できていればそれはそれで問題ないと思います。

男性の方からできることを提案して「これは自分がするからこれは頼むね」ということを話しても良いと思います。

・女性がパーソナルタイムを作れるように配慮する

お子様がいる家庭では女性の方が家にいる時間が増えるとパーソナルタイムがなくなってしまうといことが起きています。

仕事に出勤していると車や通勤電車、仕事の合間など自分ひとりだけの時間、というものがあるのですが、お子様が小さかったりすると一日中誰かがいて、自分のパーソナルタイムがないことが多々あります。

そこは男性が意識的にパーソナルタイムが取れるように、散歩するように声掛けたり、お風呂を一人でゆっくり入れるようにしたり、リビング以外の部屋でゆっくりできる時間を提案したりすることも大事だと思います。


☆あくまでもそれぞれの環境で対応を
今回のご提案は心の健康につながることですが、そもそも女性の方がそのような事を求めていない場合もあります。

意識的に家事に参加したり、時間を作る手伝いをすることの前に

「感謝して」
「いたわり」ましょう。

そしてパートナーが望んでいるならいつも以上にゆっくり話をしましょう。

一番近くにいる人を男性も女性も幸せに出来ることが一番ですよね。

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