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早川弘太

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コラム

いよいよピーク!山梨の名産!「桃」の薬膳的働きについて【山梨 漢方 さわたや】

2019年7月18日 公開 / 2019年8月29日更新

テーマ:薬膳

今年は長梅雨で農作物への影響もかなり出ております。

山梨名産の果物、とくに桃は日照時間の不足で色が来なかったり発育に影響が出ておりますが、今年もかなり美味しくできており多くの方が旬も味覚を楽しんでいると思います。



そんな旬の味覚を薬膳的に解説させていただきたい思います。

漢方では医食同源・薬食同源


漢方では食べたものから体ができており、食事で病気を改善したり予防する「薬膳」の考え方が進んでいます。

中国の古典「本草綱目」という書物には世の中にあるあらゆる物(当時の)の働きについて解説が書かれており、今の栄養学とかなり近いことも記されており、昔の方の研究熱心さには頭が下がります。


さて、今回は山梨の夏の名物「桃」の東洋医学的働きをご紹介します〜

桃はもともと中国の黄河流域で3000年以上前から栽培されていたと言われています。

古代中国では桃は「長生果」「仙桃」とも呼ばれており長寿に効果がある果物と考えられてきました。

桃の東洋医学的効能


桃の東洋医学的な効能は実に様々。

1)生津潤腸・・・体や腸を潤わせ整腸機能を助ける

2)補脾活血・・・胃腸の機能を良くし、血の巡りを促進する

3)消積・・・体内の老廃物を体外へ排出する

このような素晴らしい働きがあります。なんとなく体の中をキレイにしてくれる、このあたりが古代中国で「長生きの果物」と言われた所以なのかもしれませんね!!!!


食養生の基本は「体質にあわせて」


どんな素晴らしい食材にも良いところ、悪いところがあります。

桃は夏の果物の中では数少ない「温性」の果物。体を温める作用があります。

桃は血液と元気不足の「気血両虚」タイプにオススメ


また、桃は約9割が水分ですが、水分たっぷりのものは体を冷やす性質を持つものが多いのですが、桃は胃腸を冷やさない特徴があり、胃腸が弱い「気血両虚」タイプにおすすめです。

この「気血両虚」簡単に言うと胃腸などが弱く(食欲旺盛、食べれるタイプでも胃腸が弱い方います)食べたものから元気や血液が作れないタイプで、現代の日本人女性にはとても多いタイプです。

桃はこの「気血両虚」の方はもちろん、お子様、妊婦さんでも冷やさないので安心して食べることができます。

桃の食べ過ぎに注意したい体質は??


反対に桃の食べ過ぎに注意したい体質の方もいます。

注意したいのは怒りっぽかったり、体に熱がこもっている、血圧が高くなりやすい(イメージは怒りっぽいおじさんタイプ)
「肝陽亢盛」タイプの方には桃の温める作用が熱を冷ますのにマイナスになってしまう場合があるのでこんな方には桃の食べ過ぎには気をつけましょう。

桃は食べ過ぎるとお腹が張り、余分な熱が生じることがあるので注意しましょうね。

桃は葉っぱは皮膚に良いとされていたり、種は「桃仁」という生薬となり、桃核承気湯などに代表されるように様々な漢方薬で使われており、血行不良の改善(活血)などをして、生理痛や便秘などにもよく使われます。


昔の仙人の絵には手に桃を持っている仙人の絵が多く描かれたそうです。

食べ過ぎにはもちろん注意ですが、今しか食べれない貴重な旬の味覚、体質にあわせて、美味しく、健康に食べましょうね!!

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