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漢方的『ジュクジュク肌タイプ』・『熱肌タイプ』の対策法【山梨 漢方 さわたや薬局】

早川弘太

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テーマ:スキンケア

【タイプその2:ジュクジュクする「湿(しつ)」タイプ】

気になる症状
ジュクジュクした症状、下半身に症状が出やすい、慢性化しやすい、食欲不振、口の中がネバネバする、軟便

改善ポイント
【身体に溜まった余分な水分が原因】

梅雨のような時期はもちろん、秋雨や台風などの湿気が「湿邪(しつじゃ)」となって皮膚の症状を悪化させる大きな原因となります。体内の水分調節をする「脾胃(ひい:消化器系)」の機能が低下していると、「湿邪」が身体に入り込んでも、余分な水分をうまく排泄することができません。そのため「湿」が皮膚に溜まってしまい、肌トラブルを引き起こすのです。

主な症状の特徴は、ジュクジュクする、下半身の症状が多い、慢性化しやすいなど。また、湿が溜まると消化器系のトラブルも増えるため、食欲不振、口の中がネバネバする、軟便といった症状も現れます。

摂り入れたい食材
味の薄い食材、利水作用(身体の中から余分な水分を排泄する)
のあるものを中心に選びましょう。
甘いものの食べ過ぎに注意しましょう。
ハトムギ、どくだみ、冬瓜、小豆、もやし、緑豆、緑豆春雨 など


【タイプその3:赤みや熱感のある「熱(ねつ)」タイプ】

気になる症状
皮膚の熱感・赤み・痛み・炎症、ニキビなど化膿しやすい、口の渇き、尿が黄色い、便秘気味

改善ポイント
【初夏から夏の暑さで症状が悪化】

夏本番のような暑い時期に多く出る「熱邪(ねつじゃ)」による肌への刺激
にも注意が必要です。また、熱邪は外気の暑さだけではなく、イライラやス
トレスなどの精神状態によっても起こると考えます。ストレスなどで体内に
熱が発生しないようにすることも大切です。
熱が皮膚の表面に滞ると、肌トラブルを引き起こすばかりでないく、症状が悪化する原因にもなります。身体の余分な熱を取り除き、症状をなるべく抑えるよう心がけましょう。

主な症状は、皮膚の熱感や赤み、痛み、炎症、化膿など。また、熱によって、口の渇き、尿が黄色い、便秘といった症状を伴うこともあります。


摂り入れたい食材
苦みのあるもの、身体の熱を冷ます働きのある涼性(りょうせい)の食材、身体の中から余分な水分を排泄する利水作用のあるもので、身体の熱を取り除きましょう。
刺激のある辛い食事は、なるべく避けるようにしてください。

ごぼう、苦瓜、レタス、すいか、豆腐、緑茶、など




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早川弘太
専門家

早川弘太(販売職)

株式会社 沢田屋薬局

医療機関などでは、忙しくてなかなか話を聞いてもらえなかったご経験ありませんか?まずお客様のお話をゆっくりとお聞きさせていただき、一緒に不調の原因を考えていきます。漢方相談と健康相談を行っています。

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