夏の水分どれだけ取ればいいの?漢方的夏バテ対策【山梨 漢方 さわたや】
今月は夏本番ということで、夏バテ対策をご紹介していますが、よくありがちな夏バテ対策ではなく、体の場所別に夏バテ対策をご紹介しています。
前回は目と膀胱の夏バテ、そして今回は・・・
☆こちらも女性の大敵・紫外線対策は必須!『肌の夏バテ』
3つめの夏バテ対策はお肌です。
③『肌』の夏バテ!!夏バテ肌に要注意!!
夏は肌にとって最もトラブルを起こしやすい 危険な時期です。外では汗・室内ではエアコンによる乾燥と ダブルで痛めつけられた上、冷たいものの飲み すぎによる冷えやむくみなどが重なり、肌も夏バテをしている状態です。発汗をするために肌に負担もかかるので、注意しましょう。
漢方の世界でも汗は血から生まれ、汗をかきすぎるとことにより、血と関係の深い「心」が弱ると言われています。
「女子は血をもって本となす」という言葉があるように女性の方が気になるスキンケア、お肌のハリやツヤ、美しさは当然ですが血液が大きく関係、というか血液がすべてと言っても過言ではないと思います。
普段から血液不足気味の方は、暑さでうけた肌のダメージのために血をさらに消耗するので、暑さで肌の表面が乾かないように肌への水分補給(保湿)や内側からは漢方などで血流を改善して肌の夏バテをしっかり解消しましょう。肌の弱い方は冬の乾燥に今からしっかりと備えたいですね。
☆一番ポピュラーな夏バテ「内臓の夏バテ」
夏バテ!!胃腸の機能低下は全身に大きく関係してきます。体の場所別に紹介をしてきましたがやはり一番多い症状が胃腸含めた内臓の弱りです。
夏は冷たい水分のとりすぎで胃液が薄くなったり、胃腸が冷えることで働きが弱ってしまいがちです。その結果、食欲不振や胃もたれといった『胃バテ』を引き起こします。
内蔵を弱らせないためには。。。
まずは飲食を注意すること、エアコンや扇風機でお腹を冷やさないこと、夏は一番お腹の調子を崩しやすい時期、ちょっとした胃腸の不調をほっとかないように早めのお手当をして未然に防ぎましょう。
胃腸の不調が当然ですが、体全体、肝臓、腎臓、心臓、肺などすべての内臓に影響します。
次回は夏バテのまとめ、薬屋が教える、薬いらずの(笑)夏バテ対策です。
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