あらためて考える『大便』の大切さ〜お通じ大丈夫ですか？【山梨　便秘　漢方　さわたや薬局】

2016年12月5日公開 / 2021年3月2日更新

テーマ：腸の健康

コラムカテゴリ：医療・病院

お通じは『カラダからの大きな便り（大便）』

今年もあっという間に師走、12月ですね。年末年始は忘年会や新年会で飲食のバランスが乱れやすく、お腹の調子を崩す方も多いのではないでしょうか？

先月は『腸能力』ということで驚きの腸の働きついてお届けをしました。まずはちょっと先月の復習をしてみましょう。

〜驚きの腸能力〜
①『消化』・・・腸内細菌は消化酵素で消化できないものを分解してくれます。
②『吸収』・・・カラダに必要な栄養素は腸で吸収される。
④『解毒』・・・腸の解毒作用が内蔵、呼吸器、皮膚に影響を及ぼす
⑤『造血』・・・腸から吸収されたタンパク質が血液をつくる
⑥『免疫』・・・腸管免疫がカラダの8割ちかくの免疫を占めている
⑦『精神安定』・・・神経伝達物質セロトニンはほとんどが腸で作られている
⑧『排泄』・・・不要な老廃物と毒素を便として排泄する

このように大きく分けて８つの働きがあります。

その中でも皆さんが経験する腸のトラブルで一番多いのは何と言っても8番目の『排泄』に関するトラブルでしょう。

いわゆる『お通じ・大便』は毎日の健康のバロメーター、カラダからの『大きな便り』なので、日々どんな状態なのかでカラダの健康チェックができる大切な情報源です。

今月はもっとも多い腸のトラブル『便秘』と『下痢』にスポットを当てて詳しくご紹介したいと思います。身近な症状だからこそ知っておきたい知識です。

次回は『たかが便秘・されど便秘！こんなに恐ろしい便秘の恐怖』についてお届けします。

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