5月病対策に〜セロトニン活性化にオススメの3つの方法〜【山梨 漢方 さわたや薬局】
5月病は『不安障害』『気分障害』
春は新しいスタートの季節。この4月から新生活をスタートさせた方も多くいらっしゃるのでは無いでしょうか?
また、自分自身でなくてもお子様やお孫さん、家族の方が新たなスタートを切り、自分自身の環境が変わったという方も多くいらっしゃるでしょう。
そんな新しいスタートの季節ですが、毎年この時期になると話題になる症状があります。そうです今回のテーマでもある『5月病』です。
この5月病ですが、病院などで正式に使われる病名ではありません。医学的には、新しい環境についていけないことで起きる精神疾患の『気分障害』や『不安障害』と診断されます。
春は自律神経の変わり目の時期
この5月病、春先に『ヤル気がでない』とか『気分が沈みがち』という状態になると一般的には『5月病だね・・・』で片付けられてしまいます。
最近では『プチうつ』なんて言葉もありますが、そのような症状で扱われることが多いようです。
しかし注意が必要です。
気分転換や友人などからの言葉でも解消ができないようなときは、不安感や焦りが増幅したり、長期化してしまうことがあります。
そんな場合は『気分障害』という精神疾患を発症している可能性もあります。
この気分障害には抑うつ感が現れる『うつ病』
暗いうつ状態と明るい躁状態を繰り返す『躁うつ病(双極性障害)』
うつほど深刻ではないとされますが、長期にわたって不調がつづく『気分変調症』などがあります。
このような症状が起きやすのが、春や秋といった季節の変わり目です。
これは冬の交感神経優位の状態から夏の副交感神経優位の状態に変化する春や秋といった季節も関係していると僕は思います。
春は肝の弱る時期
特に春は東洋医学でも『春は肝の弱る時期』といわれており、五臓六腑のなかでも肝は自律神経とも関係が深いと考えられています。
肝の失調による気の巡りが低下して『気滞(きたい)』といわれるような張る症状、詰まるような症状が出ることが多い季節でもあります。
これは漢方的な考え方ですが、次回は現代医学的な見方でなぜこのような症状が起こるかを考えて見ましょう。
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