【梅雨の養生法】~山梨 漢方薬 沢田屋薬局~
ジメジメ体に要注意!「湿濁」
前回より梅雨の養生法をお伝えしています。その中でもまず、梅雨時になりやすい『湿邪』ついてお伝えをしてきました。
湿邪のことを別名『湿濁』とも言います。
『湿濁』がカラダに滞ると目やにがでたり、下痢や女性のおりも、湿疹の時に分泌物が増えるなどの症状がでると言われます。
様々な症状があると同時に誰しも1度は経験したことある症状かもしれませんね。それくらい日本人と湿邪は関係が深いのです。
湿気の多い土地柄に、誤った知識から来る過剰な『水飲め健康法』。それに加工食品・ジャンクフードなどの乱れた食生活もプラスされてメタボリックな方を中心に日本中に湿邪の人があふれています。
これは後ほどご紹介をしますが、食べ過ぎ、飲み過ぎでカラダの中に余計な熱がこもってしまい、『湿熱』という状態になってしまうと非常に厄介です。食養生含めて注意したいですね。
湿熱、湿濁は男性不妊の原因にもなると漢方では考えます。
男性の精子は熱に弱く、元気で体力があるようにみえても体が常に熱を持ち、ジメジメしているような方は精子自体に元気がなくったり、沢山の量を作れなくなったり、してしまうと考えます。心当たりのある方はとくにこの梅雨時の過ごし方、お体のお手入れの仕方を注意したいですね。
これからの季節を元気に過ごすためにも湿邪に負けない体づくりを少しご紹介したいと思います。
今日はその第一弾。
【体に溜まった『湿』を排出できる元気な内蔵】
まずは多少摂り過ぎてもその過剰な分をしっかりと体外に排出できる強い内臓を作ることが大切でしょう。
当店では滋養強壮剤などを使いながらカラダの基礎体力をつけるご提案をしています。
良い血流・強い体力がカラダを支える内蔵を元気にすることができるのでは?と思います。胃腸に過剰な水分を溜めないようにし、腎臓でしっかりと排出できる、カラダの様々な機能を元気に保つことが大切です。
これは本当に基本となります。
この基本ができていないといわゆる『薬の効きにくいカラダ』になってしまい、病気を治す力が低下してしまいます。
しっかりと良い状態を維持していきたいですね。
次回はいよいよ梅雨時の食養生についてです。
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