心とカラダについて

2011年5月28日公開 / 2018年3月19日更新

テーマ：認知症予防

コラムカテゴリ：医療・病院

先週開催されました「さわたや薬局ヘルスケアフェスティバル」の健康講演会、獣医博士の山崎毅先生の講演会の内容よりコラムをお届けしております。

昨日まで「明日からできる脳に良い生活」やカルシウムの大切さなどをお届けしてきました。

心とカラダの健康を保つには脳の元気は欠かせません。今回のコラムが少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。

さて、認知症予防のポイントとして講演会のなかで山崎先生は早めに3つのことを鍛える必要性をおっしゃっていました。

～認知症予防のために・脳を活性化～
☆認知症予防のポイントは早めに以下の3つを鍛えること

①エピソード記憶
昨日やおとといのことが思い出せるか？
・一昨日の昼ごはんは？
・一昨日着ていた服は？
・昨日何時に寝た？

②注意分割機能
同時進行で二つの作業ができるか？
・料理しながら洗濯をする
・掃除しながらお風呂をためる

③計画力
物事を計画立てて、手順を考えられるか？
・旅行の計画や料理の手順が考えられるか？

この3つを鍛えることがとても大切とのことです。

認知症に関しては発病してしまうと治療がとても難しく家族の理解や協力が大切になります。
病は避けることができませんが、予防をすることは十分できます。

私も認知症予防のために漢方薬や体質強化を店頭でおすすめすることもあります。薬でできる予防ももちろんあります。それもとても大切な事です。できればお薬と一緖に生活の中での予防をしっかりしていくとお薬がより効果的になると思います。

皆さんもぜひ、漢方薬などと一緖に生活改善をしていきましょうね。