早川の~漢方健美講座~「上手な水分のとり方」~
シリーズでお伝えしております、「早川の漢方健美講座」
名前だけ大げさですが、内容はいたってシンプルです(^_^;)
残念ながら最初にお伝えしたとおり、美と健康の道に
「コレさえやれば」とか
「楽して」とか
「簡単に」や
「すぐに」
というような道はありません(^_^;)(何の道もそうですが・・・・)
このようなフレーズに人間弱いものです。コツコツやるよりすぐにできそうな方法に行きがちです。
そうではないと僕は思っているので、このようなことを皆様にお伝えしてます。
さて・・・・
前回のコラムにてせっかくの食事をしっかりと「美」と「健康」の源である良質の血液にするためには東洋医学で言うところの「五臓六腑」今風にいうと「内蔵」の働きを元気にしておくことが大切とお伝えしました。
内蔵は食事で食べたものを吸収し、消化して、分解して、カラダの中を巡らせる大切なもの。
前回も出しましたが、木や花、植物で言うところの「根っ子」のようなものです。
今の風潮にちょっと警鐘を鳴らしたいのですが、今や大サプリメントブーム。
食事で足りないもの、カラダに良さそうなものなら何でもサプリメントで摂取できるような時代です。
コンビニエンスストアーから100円ショップでまで購入できる時代です。
しかし、多くの方がサプリメントやビタミン剤みたいなものをとるだけで満足をしてしまっている気がします。
決してサプリメントやビタミン剤が意味が無い、ということではありません。良質の物であれば積極的にとるべきだと思いますが、それを吸収することができるカラダを作ることがなにより大切だと考えているのです。
先程の例えでいうならば、内蔵は木や花の根っ子のようなもの。
根っ子がよわっていて吸収がうまくできない木や花に液肥や水を沢山あげたらどうでしょう?
ちゃんと吸収するでしょうか?
まず、根を強くすることをしてからだと思いませんか?
せっかくの栄養素をちゃ~んと吸収できる根っ子があればちゃ~んとした血液もできるのではないかと思います。
カラダの根っ子=内蔵
これを強化すること、衰えないようにすること、これがとても大切だと思います。
では、その内臓を元気にする方法は?
これも今までと同じく、「この薬を飲めば内蔵が元気になりますよ~」
なんて簡単なものはありません。
内蔵の養生方法それは・・・・
①内蔵に負担の少ない食生活をおくること
②食事の時間を規則正しくすること
③睡眠時間をしっかりとること
④無理や無茶をしてカラダに疲れをためないこと
⑤ストレスを溜めないこと
以上のことをきっちりと、しっかりとやっておけば内蔵を元気に保つことができると思います。
「これをきっちり、しっかり、毎日続けるなんて無理に決まっているでしょ~!!」
そんな声が聞こえてきそうですね(^_^;)
次回のコラムでは生活習慣含めた「美」と「健康」対策についてご紹介したいと思います~