震災により流通に問題が生じている医療用医薬品について

2011年3月26日公開 / 2011年5月2日更新

テーマ：震災関連情報

コラムカテゴリ：医療・病院

今回の震災により、医薬品業異界でも様々な影響が出ております。

とくに生産工場などを被災地に持っている製薬会社では一部の薬剤の流通に問題が生じるなどの影響が出ております。

現在、私のわかる範囲で代表的な物をお伝えいたします。一部行き違いの物があるかもしれませんので、詳しくは該当薬剤の製薬会社のHPもしくは処方先の医療機関等にお問い合わせください。

チラージン各種（甲状腺ホルモン剤）
（あすか製薬）
テレミンソフト坐薬（排便機能促進剤：いわゆる便秘薬）
プロクトセディル軟膏等（痔疾治療薬）
（味の素製薬）
ディナゲスト（子宮内膜症治療薬）
（持田製薬）
エンシュア・リキッド缶（H含む）（経腸栄養剤）
（アボットジャパン）
※エンシュア・リキッドの不足に関連して同薬効のラコールの流通にも支障が出ているとのことです。

株式会社ツムラの工場でも震災の被害がでており、数種類の漢方薬の流通に影響が出ているとのことです。

上記は一部です。一部の薬剤は他のメーカーの薬剤等で代替が出来る物も多数ございますので、ご安心ください。もし現在ご自分が服用している薬剤があるようでしたら、前述のとおり、かかりつけの医療機関にお問い合わせください。