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コラム
家族支援(50,80問題)
2023年9月5日
みなさま、こんにちは。
酷暑が続いています。私が住んでいる北杜市においても、毎日のように、「熱中症に十分気を付けて」と、市内放送が流れています。
例年ですと、お盆が過ぎたころから秋の気配を感じ、ほっとしていたのですが・・・
自然破壊は、急にではなく、一時、一日の積もり積もりの結果のように思えてなりません。人間の、営みも然りです。気づいた時が大安吉日。みんながみんなでその吉日から行動変容出来たらと感じています。
先日のカウンセリング内容をご紹介させていただきます。
50,80問題。現在では60,90問題までになっています。
長きにわたり、ご相談を受けていました。
お互いの歴史が長いと、困難な場合が多いような気がします。
母親は息子、娘に対して「そんなわけいかない」と言いながら、思いながらお世話をずーと、して来ています。
描いた老後のステージは決して違っていたはずです。
「なんでこんなことになってしまったのか」と、お母様はご自分を責め続けます。その背景には、家族から責められるぐらいなら自分で自分の事を責めた方がらくという、ある意味、家族から自分を守る術なのかもしれません。
どこかのタイミングで家族の助けを得られたであろうに、諦めざるを得ない事情がありました。
家族の支援は、一人一人の意識でつくられています。意識の集合体が、その家族の意識場になります。凄い力になるんです。
これまで、その方が苦しくなった時にお電話があり、お話しをお聴きして来ました。その電話で「あいたい」と・・・
早速、訪問カウンセリングに参りました。
ご相談者様の向く方向で支援の方向性が決まります。出来れば、クリアーな状態になって元気になれるお手伝いが嬉しいのですが・・・
この方は、現実は現実としてしっかり受け止め、その中で、母親として息子に対して未充足だったあいをご自分が満たしきるまでがつとめだと言います。
頭での理解は出来ていても、時々、こうして情動が抑えられなくなり、連絡が入ります。
ここに至るまで、福祉に繋げたりの対応で来ました。それだけでも良かったとおっしゃり、気持ちの納めどころにしています。
お話を聴くだけの傾聴姿勢です。
なんだかなあ・・・
私の心の声が言っています。
このような支援もあっていいのかなあ・・・と、感じなら・・・
介護でも同じようなケースがあります。
認知症になった義父の介護について少し、お話しさせて頂きます。
月に1回、病院に薬を貰いに行った時の事です。主治医の先生は、義父の状態を聞きながら、薬の処方をしていきます。私は、その薬がどのように義父に作用するか詳しい説明を聞いた時、私は「介護をするのは私だから、私がらくな介護が出来る方がいいです」と言いました。そうしたら、主治医の先生は「それでいいんです。」と、おっしゃってくださいました。
その時、私が思ったのは主役は「私」なんだと言う事です。介護をすることには変わりないのですが、思い方でいかようにでもなると言う事を、ご相談に来られる方にお伝えすることが出来ています。
大事なことは
自分がどうしたいのか・・・という事です。
経験したから分かる事ってありますね。また、経験しなければ分からない事ってありますね。
ありがとうございます。
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