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コラム
自分に♪ありがとう♪
2023年2月20日
みなさまこんにちは。
今回は、ラジオでもご紹介しましたリスナーから頂いたお手紙です。
左脳を使った知識ではなく、右脳を使って感じとる心の活性化にお役立てが出来れば嬉しいです。
ラジオを聴きました。
色んな人生があるんだなあと。人の話は聞いてみないと分からないものなんですね。すごい、勉強になりました。ありがとうございます。
僕は、1976年11月生まれ。現在45歳です。
両親のもとに、一人息子として育ち、小学6年生の時に弟が生まれ、高校一年の時に妹が産まれました。
弟が生まれ、今まで両親から甘やかされてきましたが、弟を守ってあげなければという気持ちに変わって、家の手伝いや、弟のオムツ交換、ミルクやりをしました。妹が産まれた時は、弟の時に経験したことがとても役に立ちました。
僕が、成人の時に彼女と出会い、その彼女と21歳で結婚し、家族もとても喜んでくれました。その後、子宝にも恵まれ、弟も妹も年が近いということもあり、自分たちの兄妹のように面倒をみてくれ遊んでくれました。
僕が35歳の時、父が自死しました。僕たちに何も言わずに逝ってしまいました。現実を受け止める余裕もなく時間に追われる日々でした。実は僕の祖父も同じ道をたどっていたんです。それからというもの生活が一変し、弟はまだ13歳、妹は9歳でした。僕は、父が亡き後、色々な手続きをしなければならなかったので、その時の弟と妹に寄り添ってこなかったように思います。それでも、気持ちが落ち着くまで学校を休んでも大丈夫だからねと声をかけていました。無我夢中で全ての事が終わった時は、体重が10キロも減っていました。全てが終わったからと言っても生活をしていかなければなりません。
父と一緒にしていた家業を再開したまでは良かったのですが間もなく、周囲の人たちの対応が変わって来ました。父が生きていた時と同じ金額では仕事をやらないと言ってきたのです。それでも、家族を守るためには仕事をしなければならないと思い、必死で仕事をしました。でも、仕事をすればするほど心が傷ついて人を信じられなくなってしまいました。そして、悩みながら2年後廃業してしまいました。
色んなことに疲れてしまい心も身体もボロボロになってしまいました。
職を失った間、妻が支えてくれていました。感謝です。でも、自暴自棄に陥っていた僕は、お酒に逃げる日々が続きました。支えてくれていた妻や子供たちにも申し訳ない気持ちでいっぱいでいました。負けたくない気持ちで前を向くことを決め、末娘が高校を卒業するまでは頑張らなければと決心しました。
自分に♪ありがとう♪
人から見たら、お前が言えるかと言われそうですが、僕は僕に心から自分に♪ありがとう♪を言ってあげたいと思います。僕は頑張った!頑張った僕を知っているのは僕だからです。僕が言ってあげなければ、僕はこの世にいないと思うからです。
以下、私の感想です。
この方の素晴らしいところは、当たり前に弟妹の面倒をみれてところです。その心が、亡きお父様の後、無我夢中で事を成し遂げれたんだと思います。当たり前に出来る事は実は奇跡なんです。もしかしたら、出来なくて当たり前だったのかもしれません。当たり前に出来たのは奇跡なんです。
自信を持って、自分に♪ありがとう♪を言ってあげてくださいね。
ありがとうございます。
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