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家族にやさしい自然素材を取り入れた住宅

2015年5月14日 公開 / 2015年5月18日更新

テーマ:家づくり

コラムカテゴリ:住宅・建物

柔らかく自然な風合いが魅力の自然素材。家づくりの検討にあたってご興味のある方も多いのではないでしょうか。素材の種類や特性、自然素材を用いる際のヒントや注意点をご紹介します。

●無垢材や漆喰・・・五感を豊かにする自然素材
 自然素材の代表的な存在としては、スギやヒノキなど自然の木そのものを加工した無垢材が挙げられます。スギは温かい質感と柔らかく加工しやすい材質が特徴で、価格が比較的安価なのも魅力。フローリングに用いれば素足でも心地よい床面になるので、個室やリビングにも向いています。ヒノキは上品な白い質感と堅さが特徴で水まわりにも使用でき、浴室に用いれば木の香りと自然な肌触りの素敵なリラックス空間をつくることもできます。ただし他の木に比べて比較的割高となるため、家全体のプランニングを踏まえた上でメリハリのある使い方をするのが望ましいでしょう。ご家族の健康と強い家づくりを重視する山下ホームでは構造材も無垢材にこだわり、土台にはヒノキ、柱にはヒノキもしくはスギ、梁には米松を使用しています、また床材にはあたりが柔らかく、ナチュラルな雰囲気が魅力の赤松を標準仕様としています。塗装を施す場合や仕上げのワックス材ももちろん自然塗料を使用しています。
 内壁では漆喰が人気の素材です。消石灰を原料とする漆喰はツヤのある白い質感の伝統的な材料。漆喰はアルカリ性のためカビにくいことや調湿・消臭効果が優れていることが特徴です。
 いずれの自然素材も次第に味わいや表情が出る一方で他の素材よりも傷つきやすい傾向があり、素材のデリケートさも個性であることを納得して使うことが必要です。

●年が刻む自然素材の風合いと、長寿命の「FPの家」は相性抜群
 かつては日本における住宅の耐用年数は30年程度と言われてきましたが、家の寿命を縮める大きな原因である結露を山下ホームでは強い構造体と「FPウレタン断熱パネル」を採用することで解決し、末永く暮らせる住宅を実現しました。長持ちする家は年を経て風合いを増す自然素材とも相性が抜群。性能を失うことなく世代を超えて受け継がれる資産としての価値に加えて、家族の歴史を刻む愛着のある住まいになっていきます。
 将来のライフプランや家族の暮らしを支えるのは、しっかりとした家づくりです。将来、建てて良かったと納得できる住宅をぜひともつくりたいものですね。

山下ホームWEBサイト

この記事を書いたプロ

山下輝雄

無添加住宅・健康素材の家づくりのプロ

山下輝雄(株式会社山下ホーム)

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