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コラム

どう決めますか?住まいの色とデザイン

2015年8月1日

テーマ:家づくり

コラムカテゴリ:住宅・建物

色合いや素材の種類、落ち着いた雰囲気や高級感のある佇まいなど、幅広い趣向やデザインの可能性が広がるのが注文住宅の魅力です。ただし、理想の家を建てるには、様々な仕上材の色決めや設備機器の選定など、打合せを重ねて膨大な項目を決定していくプロセスも必要となります。
 今回は、思い描いた家づくりを実現するための心構えと、打合せに臨む前に押さえておきたいポイントを取り上げます。

●大きなイメージを描いて伝えれば、家全体の統一感が生まれる
 内外装の仕上材からキッチンやトイレなどの設備機器に至るまで、ひとつの家には様々な素材や設備が含まれます。そのため、これらすべての項目を発注側でチェックして決定するのは難しいものです。まずはご家族で大まかな家のイメージを描き、実現したい優先順位を明確にしましょう。事前にご家族で新居のイメージを共有しておけば、工務店との打合せに入ってからも個別の判断がしやすくなり、優柔不断になることもありません。理想の家づくりを掘り下げる時間のゆとりが生まれ、納得の住まいが実現しやすくなります。
 不明点や理解が曖昧な部分はそのままにせず、ひとつずつ確認を。発注側と施工側のイメージの共有と意思統一こそが良い家が生まれるための第一条件です。

●好みや流行を取り入れながらも長く愛着のもてる家を
 家具や電化製品などと違い、何十年も長く付き合う家は頻繁な変更が難しいもの。家に対する好みのテイストや流行は将来を考慮して、さりげなく取り入れるのが長く愛着の持てる家をつくるコツです。
 例えば内装は落ち着いた色の素材でシンプルに仕上げ、カーテンなどのインテリアや家具で彩りを演出し、その時の流行に合わせてインテリアや家具を変えていけば、いつでも新鮮な気分を味わえます。
 キッチンやバス・洗面台などの設備機器はカタログでも比較的イメージしやすいのに比べて、床材や造作家具は素材の色や質感によって印象が大きく変わります。使用素材はできるだけ大きいサンプルで確認し、入手が難しい場合は好みの素材が確認できるモデルハウスを紹介してもらいましょう。素材の色は光の当たり加減や照明の種類によっても印象が大きく異なるため、現場で実際にサンプルに見て触れることで、イメージが実感しやすくなります。
 無垢材、漆喰など自然素材で仕上げた空間は、身体に良いというだけでなく、年月を経るごとに風合いが増す「経年美」という大きな特徴を持っています。ご家族が過ごす時間と共に、住まいもさらに美しく成長していくのです。また美しい住まい空間は、イメージやデザインに「機能」が共存して完成するもの。山下ホームでは自然素材と高性能なFP工法とを組み合わせることで、お客様に快適で美しい住宅を提供しています。

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この記事を書いたプロ

山下輝雄

無添加住宅・健康素材の家づくりのプロ

山下輝雄(株式会社山下ホーム)

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