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劉鳳雯

知識と経験を兼ね備えたプロフェッショナルな中国語教師

劉鳳雯(りゅうほうぶん) / 中国語講師

所沢中国語学院

コラム

中国語のしゃれ言葉「歇後語(歇后语)」NO.2姜太公が魚を釣る ~ 自ら望んで針にかかる――日本語校正 根本 陽子

2021年3月26日 公開 / 2022年9月24日更新

テーマ:中国語のしゃれ言葉「歇後語(歇后语)」

コラムカテゴリ:スクール・習い事

 歇後語(歇后语xiēhòuyǔ)とは、二つの部分からなる成句で、前のたとえの部分だけ言って、後の部分を自然と推察させる一種のしゃれ言葉。

NO.2 姜太公が魚を釣る ~ 自ら望んで針にかかる
姜太公钓鱼――愿者上钩
→Jiāng tài gōng diào yú ——yuàn zhě shàng gōu
説明:姜太公は周の時代の宰相だったと伝えられている。宰相になる前、まっすぐな釣り針を、エサもつけずに水面より上に垂らして釣りをしていた。釣られたい魚が姜太公に釣られるという意味から、だまされるかもしれないと思いつつも自ら罠にかかることの喩え。

例:我告诉过你那个商店的东西贵,你偏去买。买贵了也是姜太公钓鱼,愿者上钩啊。

訳:あの店は高いと言っているのに、君はどうしても買いに行くのか。高い買い物になっても、姜太公が魚を釣るようなもので、自ら望んで罠にかかりに行くわけだね。

【続く】

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劉鳳雯(所沢中国語学院)

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