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コラム
はじめまして。ファイナンシャルプランナーの今村浩二です。
2021年6月2日
はじめまして。
株式会社ユニバーサル財務総研の代表を務める今村 浩二と申します。
阪神間を中心に、女性専門の独立系ファイナンシャルプランナー(FP)として、個人のお客様の貯蓄プランを考えたり、資産運用や保険選びのアドバイスをする活動をしています。
この自己紹介をご覧になると、一部のお金持ちの方がご利用になるサービスではないかと感じられる方も多いのではと思います。
私たちのお客様の90%以上は女性です。
働く女性の方、扶養の範囲でお仕事をされている方、主婦の方など、ごくごく普通に生活されている中で感じられる、将来に対する不安や今をもっと楽しくしたいと思う気持ちにお応えするのが仕事です。
このスタイルにたどり着くまで、様々な事がありました。
自己紹介も兼ねて、私の話に少しお付き合いいただけましたら幸いです。
独立系FPオフィスを立ち上げ
私はFPとして仕事をスタートさせる前、郵便局でお金のアドバイスをする仕事に7年間従事していました。
お客様に少しでも良いアドバイスをしたいという思いから勉強を進めていくと、増えた知識は郵便局の職員として提供できるサービスの領域をどんどん超えて膨らんでいきました。
知識が増えていくと、それを活かしてみたいと考えるようになり、その頃は知名度がそれほど高くはなかったFPの仕事をしてみようと考えるようになったのです。
30歳になる年である2000年1月の出来事です。
そこから郵政OBの会社で1年半勉強させていただいた後、2001年9月から神戸市中央区で独立系のFPオフィスを開設しました。
独立系FPは、銀行・証券会社・保険会社などに属している企業内FPと対をなす存在であり、相談者に中立な立場からのアドバイスができるのが強みです。
当時、それほど知名度がないFPという仕事。その上まったく知名度のない新しいオフィス…ないもの尽くしの状態です。
「正直、このまま何もしなければ仕事を継続するのもままならないぞ。どうにかしなければ…」と考えた時に、できるだけお金をかけることなく、地域のみなさまに私たちの存在をお伝えする方法としてマネーセミナーをスタートしました。
セミナーでは、いまと将来に役立つ情報をお届けし、実際にファイナンシャルプランニングを体験していただくスタイルをとりました。
女性専門となったきっかけ
そんな中、後日開催の個別相談にお越しくださったお客様からこんなお話をうかがいました。
せっかく長生きしているのに、お金の不安から、それまで活動的で明るい性格だったお母様が、急にお金を使わなくなり、外出を控えるようになったというお話です。
そのお客様は、「母を見ていると、長生きすることが必ずしも幸せとは思えないですね」とおっしゃいました。
しばらくそのことが頭の中から離れませんでした。
私は20代の時点で両親を既に亡くしていましたので、「もし、自分の両親が生きていたとして。何かに不安を感じながら、そしてその不安は生きている限り続くものだとした時、その姿を目にしてどんなことを思うのだろう」と考えていました。
早く両親を亡くした立場から真っ先に思うことは、「長生きできるということは、それだけでとても素晴らしいことだ」ということです。
にもかかわらず、お金のことだけで、それまでのご自身の歩みを否定してしまうぐらい後悔したり、不安に感じる方がいるのは良くないし、悲しいことだと強く考えるようになりました。
女性専門ファイナンシャルプランナーとして伝えたいこと
お金に関することでいえば、実際にピンチが訪れてから対処できる前向きな方法は、ほとんどないと思います。
病気に例えると、治療の選択肢は極端に少ないため、とにかく日頃の生活に注意して予防するしかありません。
女性は年々平均寿命が延びており、世界一の長寿です。
それにも関わらず、「世の中の仕組みはいまだに『人生80年設計』のものも多く、それ以上生きたら“ラッキー”なことだから、その先の事はそうなった時に考えればよい」という風潮も当時はまだ根強く、長生きに対して不足なく準備しようという気持ちに水を差すこともありました。
そこで「女性の人生は男性よりも長く、必要になるお金も多い」という事実を踏まえ、女性のために特化した情報やサービスを提供するようになりました。
心がけとして専門用語を極力減らし、何を伝えようとしているのかイメージしやすいよう、開催しているマネーセミナーの資料や発信する情報を作成する際にも配慮するようになりました。
これもすべて、「女性が安心して豊かに過ごすために伝えるべき情報をしっかりと届ける」というミッションを私だけでなくスタッフ全員と共有し、お客様からのお褒めの言葉やご意見にきめ細やかに対応を重ねてきた成果ではないかと思っています。
ファイナンシャルプランナーが出来ること
ところで、FPって、資産運用や投資のアドバイスをするのが仕事の中心と思われていませんか。
そう思われるのも無理はありません。
雑誌やテレビ、ネットで目にするFPの話は、いかに有利にお金を増やすかについてコメントしているケースがほとんどです。
もちろん、それはFPにとって大切な仕事であることは間違いありません。
ただ、私たちは少し違う考えも持っています。
たとえば、あなたはこんな風に感じたことはありませんか?
1)まとまった貯蓄はあるけど、将来のことを考えると何となく不安な気持ちになってしまう
2)コツコツ貯めることは得意でも、定期預金や普通預金の利息が付かないので、なかなかお金が増えないと感じる
3)収入には限りがあり、貯蓄できるお金にも限りがあるので、このままでは目標額を達成できないかもしれない
これらは、ご相談に来られたお客様からうかがう代表的なお悩みの例です。
その次の行動は、みなさま共通しています。まずは
「やっぱり、何か(資産運用や投資)始めたほうがいいのかな」と考えるようになります。
人生100年時代を迎え、金融庁が公的年金だけでは老後資金が2000万円足りないと発表したことも手伝い、「“貯蓄のその先”に進まないと」と考えるようになります。
ここでいう「貯蓄のその先」とは、衝動に任せた目先のお金儲けではなく、将来のことを大切に考えて次のステップに進むことを意味しています。
それにも関わらず、いざ実行し、しばらく経ってから後悔しているケースを多く目にします。
私たちは、スタートする前の準備の段階でどのような考えを持って臨んでいくのかが、その後の結果を大きく左右するということを数多く学んできました。
だからこそ、派手さはなくても押さえておくべき情報を丁寧にお伝えし、その後、お一人おひとりに合ったマネープランをご案内するスタイルで安心と豊かさをご提供しています。
その上で強く感じた「アドバイザー(ファイナンシャルプランナー)の存在の必要性」について、この先も発信していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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