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Mariko Murakoshi 

夫婦の問題を解決する専門家

Mariko Murakoshi (まりこむらこし)

Re婚かうんせらぴー

コラム

お見通しと言う事

2017年3月9日

テーマ:ムラコシズム、つぶやき

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

私はこの仕事をしていて、「見える」ことあります。
特に相談者の気持ちは、私には良く分ります。
何故なら、相談者の「顔に書いてあるから」です。
相談者は 私のほうを向いて話しているから、例え言葉でいい事を言っても心の中で別のことを思っている事は、顔に出ています。
それくらいは、私も経験上、見えてしまうのです。
でも話している当人は 自分の顔は見えていないし、見透かしてしまっている人の表情を知らないのです。

そういう意味で、相談者が自分の夫の浮気を疑り、探りを入れて、夫に色んな事を聞いたりします。
相談者は 上手く探りを入れているつもりでも、明らかに普段と違う表情をして話しているのを、夫には見えています。
知らぬは本人だけ、なのです。
相談者が夫の浮気を感じたのは「異変」という雰囲気です。
結局分るのは「雰囲気という空気」なのです。
だから、どんなに言葉を選び、どんなに普通を装っても、ご主人には長年暮らした妻が、どういう気持ちでその言葉を言っているか?
いくら言葉で装っても「あなた今日は夕飯食べる?」と聞いても、ご主人はその言葉より貴女の表情を見ています。
電話でも同じです。あなたの言葉より、あなたが「今日は浮気相手と会うんじゃない?」といういつもと違う異変を感じているのはご主人も同じなのです。

それは夫が浮気などをする夫婦の関係性になってるからお互い「狸の化かし合い」になっているのは仕方がない。
でもね、それが、私とでも、化かし合いになると、せっかく御代を頂いて、もったいないじゃないですか。
では、何を化かすという騙しあいなのか?
相談者は、この村越を騙そうというつもりは、毛頭もない。
しかし、結果的に、カウンセラーに心を許せない相談者もいます。
それは自分では気づいてないだけで、自分の中で、決めている筋書きがあり、その筋書きの確認に来ているという相談者がいて、
この村越が別の提案をしたら、そこは、受け入れる気がないという気持ちが顔に表れているのです。
だから、そういう方は、とても口では物分りのいい言葉を言いながら、カバンにスマホを入れて帰り準備をしているのです。

それを、ある意味、大人というのかもしれませんが、「よく分りました、またじっくり考えてお電話します」と言っていても顔には
席を立って帰ろうと書いてあるのです。
もちろん、人には色んな考えがあり、私の提案が、万人に受け入れられるとは思っていません。
人によっては、受け止められないという方がいても当然です。
しかし、それはそれで、何故受け止められないか、それが分ると、自身の中で、何を望んでいるのか、明確になります。
そういう風にして、自分の望みというのは、難しい事を望んでいるのか、はっきりさせたほうがいいのですが、反対意見を言われると、途端に、席を立つ準備をするのは、もったいない。
何故、自分の望みがそこなのか
本当にその願いを叶えたい人は、もう少し食い下がるというか、私にディスカッションを挑んできます。
綺麗な言葉で、挨拶をして席を立ったところで何の得にもならない。
それでは、自分の望みの賛同者を探しに来ただけで何の意味もありません。
村越は、その希望を叶えるのが何故難しいかもお教えします。
何故その希望が叶いにくいのか知れば、逆にでは、どうしたら叶うか、そこからが解決策の入り口なのに
意見を通らないからと、一回で失望するのは、短気すぎます。
そういう部分は、自分では気づいてなくても、意外と妻の表情で夫は感じ取っています。
夫に何度も訴えました、という妻ほど、意外と短気で、自分の望みを言ってみて、夫が聞かないと決め付けてしまい、腹を立てています。その腹を立てている事は妻の表情でとっくに感じているのです。
妻は耐えて、ひそかに我慢しているつもりでも、目から顔から出てしまっているし、ともすれば、歩くスリッパの音にも出ています。

メール相談で、ご自身の質問は一日中、絶え間なく送って来られる方がいますが、少し意に沿わないことになると、2日も3日もメールの間があくのです。
確かに、色々不安の中で、これ以上の辛い思いはしたくないのは分りますが、時々、相談者のその希望は、ご主人には届かないだろうな、と思うことがあります。
ご注意差し上げるのは失礼なのは重々承知してます。
申し上げるのは、心を鬼にして、私は嫌われる覚悟で言ってみるのですが、案外、相談者も気づいていない部分です。
やっと、そこにメスをいれないと根本的な事が何も変わりません。

夫婦間に隙間風が吹き、夫が浮気をした。
そこに長年のセックスレスも手伝って、夫は浮気相手と、そういう面でも引き合っている。
その夫を取り戻そうと、アクションは起こして浮気相手を引き離す作業が 私のお手伝いです。
でも、そこから先は、そのセックスレスという夫婦間の問題を解決するのは、私には出来ません。
そこを工夫するのは、夫婦単位で取り組まないといけないのに、そこには難色を示す相談者。
じゃ、何故なのかと、掘り下げると、とにかく苦手意識があるという事が分かります。
じゃ、何故苦手なのか?
そういう事を話しはじめると、相談者には それはあまり夫婦では重要な事ではないと捉えています。
そこをまたもや掘り下げて、「じゃ、夫はそこを必要としているアニマルなのだとしたらどうする?」と言うと
もうそういう話は好きではないとばかりに、腹を立てている相談者。

いいんです、私に腹を立てて「レス」の原因が分るなら。
でも、私にまで腹を立てて、席を立つと、あなたの夫は、そこを一緒に考えてくれません。
何故なら、夫も自分の事をあなたに受け入れてもらえてないと感じているので、あなたのご機嫌をとることまでして
あなたの問題を掘り下げてはくれません。

腹を立てるという事で、問題の原因が解明出来るなら 私で予行演習をしてくださればいいのに、妻である相談者も
自分の意見が通らないとなると席を立って帰ろうとするなら それは貴女の夫と同じじゃないか、と思うのです。

つまり問題の核が見えたとこから、解決策を考えるのに、「それはあまり好きではありません」と、短気を起こすなら
貴女も夫と同じになります。
夫は、ご機嫌よくセックスをさせてくれる女性を見つけたのです。
今、我々がやろうと思っている事は、その女性と別れさせることですから、その引き裂いた後は、ご主人だって人間ですから
ぽっかり心に穴が開いているのです。
セックスという、遊びを取り上げたら、それに代わるものを妻が何もしないままで、夫が二度と浮気をしないようにどうしたらいいのでしょうかという相談に来られ、やはり、浮気相手の代わりとはいいませんが、妻ならではの優しさで、フォローしないといけない時期に
夫が妻の元へ帰ってきた途端に、今度は許せない気持ちが起きるようで、夫に意地悪な気持ちすら沸いてしまうようです。この意地悪という気持ちは分らなくもありません。妻を苦しめた夫だけ、平気な気持ちを顔して暮らすのが、ちょっと悔しくなるのです。
分る、分る。
でもね、そんな意地悪をしたくなっても、その夫とやり直そうと決意したのは、妻である貴女なのだから、連れ戻した途端に意地悪をしたら、夫は「どっちやねん」と訳がわからなくなります。
今、あなたは夫を取り戻して、安心でも、夫は心にぽっかり穴が開いたままです。

セックスというおもちゃを取り上げられて、今、寂しい思いをしています。
そんなご主人にスキンシップくらいしてあげないと、また女性の柔肌を求めて、彷徨います。
心に穴が開いたご主人を、妻であるあなたが、穴埋めをしてあげないと、またジプシーになりますよ。
(下ネタじゃないか・・・・・)
では今日はここまで。

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