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コラム
歌の講座の男女の比率>私の担当講座の場合・やっぱり今後問題になる合唱の男声不足や諸々
2024年1月11日
(日々思うことを書いています)
ベートーヴェンの第九の合唱の指導を担当しているが
年々(コロナの時期に限らず)男声の集まりが少なくなっている。
どちらかというと年齢が高めになり、しかも人数が少ない。
男性に歌は人気がないの?と思うけれど
いやいや、そんなことはないだろう。
原因としてあげられることは
・仕事や家庭のことで忙しく、練習に行けない
・集まって歌うのはどうも苦手
・ジャンルにも寄る。いわゆる「合唱」に魅力を感じない
担当している大学生の混声合唱団には男声は結構集まっている。
でもやっぱり多くはない。
大学を卒業しても合唱を続けられるか?
続けたいけれどなかなか難しそうに感じる。
私の担当講座のことを考えてみると
月曜・火曜はオール女性
水曜もだ。
木曜のクラブは二十数人の中に男性が4名!これは多い方。
もう一つの木曜のクラブは二十数名の女性の中にお一人の男性。
しかも今日、入ってくださった。
金曜のクラブ。一つはやっぱり男性はお一人。
もう一つは5名。
なんだか仲が良さそうです。
でも、性別を超えて男女関係なく仲良く歌ったりおしゃべりをしている
そんな様子を見るのも好きです。
指導する方としては
男女一緒の場合はキー(調)のことを工夫する。
男女ともに歌いやすい曲もあるし
どちらかに合わせる、もしくはちょっと我慢してもらうような箇所もあるけれど
ちょうど良い風に移調してみる。
それか、たとえば1〜4番までの曲なら
最初は低めの調で歌い、
途中で転調させて(間奏で転調したり、和音一つで導くことができる)
最後を高くしたり、と
そういうことも瞬時に判断してできるようにすると
気持ちよく歌ってもらえると思う。
ピアノで移調する場合は
電子ピアノならトランスポーズの機能がついたものもあるが
固定ドの人は使いにくいかもしれない。
しかし、移調そのものや、固定ドでも
慣れればできるようになるので
これから先音楽の仕事で食べていきたいと思う若い人は
毎日ちょっとずつ訓練するといいと思う。
ちょっとずつやっているといつの間にかできるようになっている。
近年では、特にネットが普及してからは
「いかに集客するか」ということが中心になっているけれど
集客できても中身がスカスカでは続けられない。
「教える」ということは
習いに来てくれている子どもさんや大人の人の
音楽ライフに責任を持つということだからなあ、と
ちらっと思ったりする。
おやすみなさい。
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