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吉井江里

歌・ピアノの指導や合唱指揮などで音楽の楽しさを伝えるプロ

吉井江里(よしいえり) / 教師

ソット・ヴォーチェ

コラム

落ち込むような演奏を聴きたくない>今日の立ち話から

2024年1月10日

テーマ:音楽で収入を得るために

コラムカテゴリ:スクール・習い事

最近はブログを読んでくださるかたが少なくなったので
H Pの方のブログ(日記のような日々のこと、仕事のこと)はもう書かないことに。
そういう時代なんだろうな、と思う反面
コロナの頃は「どうしているんだろう」と
お気遣いいただき、よく読んでいただけたように思います。
でも、あれから4年目になったので
当然ですがネット上での活動や
人々の興味や見るもの聞くものはどんどん変わっていく感じがしています。
ですから、ここに少し日々のことを書いていきます。

天満屋カルチャー個人レッスン室

今日あるところで生徒さんとバッタリ会いました。
普段はゆっくり話すチャンスがないので、少し立ち話を。
その中でちょっとドキッとしたのは
「ある人のピアノ伴奏は悪くはないけれど
なにか暗い気持ちになるのです。歌ってて。
特にバラードを聞いているとぐっと沈み込んでしまう。
だから、ちょっといきたくないかな」
厳しい指摘だ。
「気分が沈む」ってのは良くない。
それから、そのように「楽譜通りに弾いている」のに
弾く人によって微妙に演奏が違うということに気が付かれている
その耳の良さに感動もしつつ
しかしとにかく
八代亜紀さんのこともあって、60代〜80代の(私も入る)
「自分もいつこの世を去るかわからなくて
それは案外近いかもしれないし
突然来るかもしれない」という不安がちょっとある場合
ストレスを解消したり
音楽で心を癒されたり
心が揺さぶられたりする
そんなことを期待して出かけて行って
落ち込む演奏を聞かされたら
それは嫌だろうな・・・・
落ち込むような悲しい曲、という意味ではないです。
演奏する側としては
それはもちろん、教えるときもそうなんですが
「今日がもし最後になったとしても
後悔しないような
そんな時間にしたい
思いっきりその時間を楽しんでほしい」という努力は必要で
譜面通りに弾くだけではいけない
何かそこにもっと心を込めないといけないのだと思う。
今日が最後になるかもしれないということは
実際にあるわけで
それはいつも心に言い聞かせている。
しかし、その深く落ち込む演奏ってどんな感じなんだろうか。
疲れとか、苛立ちが出ているのかな?
義務で弾いてる?
できたら、今すごく楽しい!気持ち
もしも今そうでなくても
楽しい!やグッと心にくる、を伝えられるような演奏になるといいね。
それには少々のミスもあっていいので
冒険するようなこともしてみたいですね。
録音してみたらそれもわかるので
いい方法だと思います。

今日感じたことを書きました。

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