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コラム
【音楽雑記】誤嚥性肺炎予防の話と筒美京平さんの楽曲
2023年7月31日
【音楽雑記】80代の方との会話と筒美京平さんの楽曲
仕事先で最後にちょっと言葉を交わした方も
先日機会があっておしゃべりした方ももうすぐ90代になられるのですが
お会いするたびにいい情報を教えてくださいます。
筒美京平さん(作曲家)が誤嚥性肺炎で亡くなられた話をしていました。
誤嚥性肺炎の予防に「歌う」ことはもちろんいいのですが
「つばを飲み込むのを30秒のうちに5回やってみるとよいよ」と教えてくださいました。
デイケアに行かれているそうですが、食事してお風呂に入ってレクレーションして、というところもありますが
その方は「体の機能回復、維持のためのトレーニングのために」通っていらして
食事などはついていないそうです。
専門の方がついての運動の他に
やっぱり「誤嚥性肺炎予防」のトレーニングもあるそうです。
それに加えてご自宅での工夫を教えてくださいました。
「歌を家で歌うためにYouTubeでお気に入りの歌のリスト(再生リストのこと)をつくって順番に大声を出して歌っているのよ」とこっそり教えてくれました。
ああ、やっぱり年齢ではない。
好奇心や行動力があるかどうかが大事なのかもしれない。
筒美京平さんの歌の中では「雨のエアポート」と「雨がやんだら」のリクエストが多い。
「雨のエアポート」は印象的なリズム。
それは歌のメロディーではなくて、伴奏にあります。
そのリズムがとても気持ち良いです。スパッとして。
「雨がやんだら」も情感あふれる詩とメロディー。
どちらも失恋の歌なのですね。
もしも失恋が世の中になくて、みんながラブラブだと
いい歌は生まれなかったのではないだろうか?と思うほど
失恋ソングが多いです。
同級生から
「それにしても木綿のハンカチーフって歌詞がすごかったのねえ」という
LINEが届きました。この歌も筒美さんの作品ですが
「恋人よ、僕は・・・」、という「僕」という人の言葉には
歌っていて少々怒りをおぼえるのですが(笑)
男女別々に自分の想いを言う、その手紙のやりとりのような
感じに交互に歌われるメロディーは一度聴いたら耳に残る。
「また逢う日まで」はこれまでも、よく歌いましたが
なんといっても前奏が印象的。
「ふたりでドアをーーー」のあたりからのメロディーの上行していく感じが好きです。
「ブルーライトヨコハマ」はフレーズの始まりから音がどんどん下がります。
「まちのあかりが」と下がってそこから「ブルーライトよこーはまー」と上がっていき
「あるいてもー」からはあがりながらその形で降りてきてまた上行していく。
とても心に残るメロディー。
優れたメロディーとそれぞれの楽曲に合った伴奏のリズム、魅力のある前奏、後奏。
昭和の歌謡曲。魅力が多い楽曲をたくさん遺された筒美さん。
それらの名曲を改めてたくさん味わいたいです。
懐かしい写真が出てきました。
27年前の8月に結成して今年から斉唱の歌の会に内容を変更した会の
平成12年の写真です。文化祭での振り付け付きのロシア民謡の合唱の様子です。
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