クラシックギターの思い出「禁じられた遊び」

2021年12月10日

テーマ：音楽雑記

コラムカテゴリ：趣味

13歳の頃に親に買ってもらったクラシックギターを手放しました。
相当悩みましたが「現在全然弾かない」「この先も弾く予定がない」ので思い切りました。

 このギターはなぜ買ってもらうことになったかというと中学生になった時に音楽の授業で「禁じられた遊び」を弾くことになったからです。
もちろん試験もあります。
やっぱりちゃんと練習したかったので買ってもらって少しだけがんばりました。
しかし、その後弾きたいとはひとつも思わなかったんです。
多分手が小さいのも原因だったと思います。

「禁じられた遊び」は「愛のロマンス」というスペインの古謡。
1952年の映画「禁じられた遊び」の中で使われて一躍有名になった曲です。
実は私はこの映画をつい最近まで観てなかったです。
1953年に封切りだったそうですが、観る機会はなかったです。

でも、この映画の大成功の鍵はナルシソ・イエペスのギターにあったということは知っています。
ギターの曲ではありますが、このメロディーに歌詞をつけて歌い出したのは日本だけではなかったようですね。

1975年には歌手のフリオ・イグレシアスがポップスアレンジで大ヒットさせました。
日本語の歌詞は「空は青く・・・」で始まるものと「春は巡り花はひらき」のものがあるようです。

中学生の頃といえば、ベイ・シティー・ローラーズを聴き、それからどんどん洋楽へとチョイスの幅が拡がった頃でもあります。
コラム書きました　「あの頃、あの時の歌」
https://sotto-voce.net/column/bay-city-rollers/

とにかく熱狂的なファンが多かった。
私もその一人です。レコード一枚がとても大事でしたね。 ラジオで曲がかかるように、葉書を出したことも。

この冬は家で過ごしながら過去のレコードを聴いてみよう。
 我が家はジャズとクラシックがほとんどなのですが、その中に少しだけ洋楽ミュージシャンのものや邦楽（日本の歌謡曲・フォークなど）などがあります。
ジャケットがどれも素敵なので部屋にはジャケットを飾るコーナーを作り、時々入れ替えて楽しんでいます。