子供の頃に出会った先生方のおかげで合唱やピアノと共に過ごす生活を続けてきました【素晴らしい先生との出会い】

2021年12月14日

テーマ：つぶやき

コラムカテゴリ：スクール・習い事

コラムキーワード：ボーカルトレーニング、ボイストレーニング

子供の時に合唱団に所属していてコンクールの練習に明け暮れていた夏休みを思い出します。
先生も保護者もとても熱心で、もちろん夏の合宿もあり、
プラネタリウムなども見られる山の少年自然の家、での開催でしたが、
そこで撮った写真を見ると母もついてきており、
ああ、そうだった保護者の数人は合宿の世話係として参加していたのだなあ、と思い出しました。 
やはり家族の協力もないと続けられないですね。

合唱の練習は細かく、声の出し方をそのフレーズではどのように出したら良いかなどを非常に丁寧に教えてもらったのですが、
その絶妙な匙加減が先生の指導は今思っても素晴らしかったと思います。
あまりしつこいとうんざりするではないですか。
そういうのが全然なかった。
子供たちも先生の指導に答えてぐんぐん上達するのでそれを聴いているのも気持ちが良かったです。

当時はピアノ伴奏も担当していましたが、合唱団員として歌うことも同じように求められて、メゾとアルトはどちらでも歌えるようにしていて、その日の合唱団の様子で、先生から「今日はメゾを歌って」などと指示がありました。
当時は記憶力がよかった。今は全くダメです・・・・

先生は厳しかったけれど、生徒をすごく信用している、そのようにいつも思っていました。
あの先生との出会いがなかったら今の仕事にはついていないかもしれないです。
先生は普通に授業を担当して（小学校なので全教科）
その上土曜の午後は合唱の指導。
夏休みもほぼ毎日。
合唱の練習が終わってからはみんなをプールにも入れてくれましたからそれも付き添い、たまには伴奏をしている児童だけ集めて伴奏の指導。
その時は確か、NHKのコンクールの伴奏の弾き方をラジオで放送されたものを先生が録音してきてくださって、それを聞かせてくださいました。

先生もとにかく「合唱漬け」の生活だったのかな？
ご家庭は大丈夫だったのかな？
その先生の先生にピアノや歌を教えていただくことになりました。
それは親戚の紹介でもあったのですが、その先生がまた根気のある先生で、褒めて伸ばしてくださいました。

その先生も地元の少年合唱団の団長さんで、私が合唱の道に進むことを非常に喜んでくれました。
どちらの先生にも深く感謝していますが、大人になってからあまりお目にかかる機会もなく、それでもたまに電話や手紙で励ましていただいたものです。

上手にお礼が言えてないのがちょっと心残りですが、今は先生方にはもうお目にかかれません。
昨今の合唱の厳しい状況などを知ったら驚かれ、嘆かれると思いますが、なんとか静かに争わずに気持ちを保ち続けて、良い時を待とう、それが今の私たちにできることでしょうね。