昨年の今日（2月18日）のメルマガより【文化庁の補助金のことと音楽の勉強の方法など】

2022年2月19日

テーマ：音楽雑記

コラムカテゴリ：スクール・習い事

昨年の今日書いたメルマガ用の文です。
現在はメルマガはサーバーの移転の関係で続けられなくなってしまいましたが
2020年の春から一年以上続けていました。
さて、昨年の今日はどんなことを思っていたのか・・・・

文化庁のアーティストが補助金をいただけるという審査を通りまして、
無事にいただけることになりました。
 しかし、そのお金は生活費として使っていいものではなく、どういった事業をして、
それについて何が必要でそれはいくらするのか？ということを明らかにして金額が決まります。

それは必要な金額のうちの幾らかを補助してくれるというものであって、もちろん全額ではありません。機材を買うだけではなく、会場を借りるとか、コンサートをするためにかかる人件費などのこともあります。
 そして、報告書が必要で、途中で例えばそれを諦めたりしてその事業や自分の活動を辞めたら返金ということで、前に進むしかないのです。
でも、ありがたいことなのでこの2月の残りの日々ははそのことに集中しようと思います。
 ピアノも歌もオルガンも中途半端でありますが、もっと他の楽器もせめて人の前で演奏できるようにしたい、ジャズなども歌いたい、などやりたいことが押し寄せてきていますが、
一番心配なのは「第九」などの人数が多い、規模の大きい合唱のことです。
この先はどうなるのか？ 人が集まってくれるだろうか？という心配と、
人が多く集まって練習できるだろうか？という何か矛盾した心配です。

2年も歌わないでいると、前のように歌えないかもしれない、ということは明確ですよね。 
でも、ちょっと練習すると自転車やスキーと同じで、
しばらくするとまた前の勘を取り戻してできるようになる。と信じたいです。

いつも第九の練習時やオーディション後にディクション（ドイツ語の読み方や音をとる練習をします）などの指導をしますが、そのときに申し上げるのは 
・ベートーヴェンの曲を聴きましょう
 ・一度だけでもいいのでドイツ語講座をラジオで聞くか、テレビの講座を見ましょう
・声楽の音源を聴きましょう。 

この三つをお願いします。
 これはまあ第九だけではなく、ミュージカルなどでも、なんでも同じです。
 その曲を歌う、だけではないお勉強をしていただく。
みんなのちょっとずつの知識のアップで全体の合唱などもより良くなっていくのではないか？
と思うのです。

 映画などを観るのもいいですよね。
例えばマリアカラスの映画とか、バレエの（私は最近はホワイト・クロウというロシアのヌレエフの映画やボリショイ・バレエという題名の映画などをよくみます）
映画、絵画、ドキュメンタリーも音楽や芸術に関するもの、
外国の素敵な風景や街の景色、
人々の生活の様子などの映像、
そういうものを観ながら 雰囲気を知っていく、
ちょっとそのふりをするようなこともしていくといいかな？とお伝えしています。

ワクチンの話（これは1回目のワクチンですね。実際には初夏からスタートしたワクチン接種。
まさかこの一年後に3回目の接種なんてことは考えたこともなかったですね）
で今週の講座時はなんとなく皆さん、
「真っ暗なところから出口のような先が見えたような感じがするね」、と、少し春を感じていらっしゃるような雰囲気でした。
歌のリクエストを募ると、やっぱり「春がきてほしい」というものが多く、
歌での「春」というものは 単に季節の春だけではなく、
苦しいところから明るい兆しが見えることもあらわしていると思います。みんな気持ちは一つですね。

 「春よ、来い！」
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以上が昨年の2月18日のメルマガです。

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