テレビの記憶。昭和のテレビとラジオ。

2021年12月7日

テーマ：音楽雑記

コラムカテゴリ：くらし

生まれた時にはテレビがあったのかもしれませんがはっきりした記憶はありません。

私のテレビとの記憶の初めは、「ピンキーとキラーズ」の出ていた歌番組と
「ブーフーウー」などの白黒の人形劇。のアニメ。
全てモノクロではありますが放送されていたのを観た記憶から始まります。

そのテレビという存在ですが、昭和28年の2月1日からNHKがテレビ一般放送を開始。
その年の8月の末から民間放送としては初めてのテレビ局として「日本テレビが発足」

はじめのうちは今のように朝から晩までではなく、1日に4時間ほどの放送であとは休み。
（今も無理しなくていいのにな・・・なんてちらっと思ったりしますが）
テレビの人気はすごいものだったようで店頭にテレビを置いた電器屋さんが困り果てたとか。
人が集まり過ぎて店に肝心のお客さんが入れなくなったという話も。

私も最初に見た時は中に人がいるのかな？なんて思ったものです。
テレビは高価であったため、すぐには買えず、テレビを商売の上で利用しようと店に置いて、
駄菓子屋ではテレビを見るお金をとって1時間ぐらいずつ見せるところや、
喫茶店にも設置。
しかし一杯のコーヒーで粘るお客が多く、
テレビは一旦取り払って奥に引っ込めたとか。

テレビによってより有名になったのはその頃は「力道山」とプロレスのリング。
リングはどこにでもあるものではないのでテレビでの放映で見ることができたようですね。

また、ラジオはその頃「赤胴鈴之助」や「君の名は」が人気でしたが、
だんだん人々の心はテレビの方へ動いていったようです。
でも、ラジオは現在でも残っている。

今でもやっぱりラジオは根強い人気があると思います。
YouTubeでなんでもみられても、やっぱり「何かしながら、運転もしながら」聞くことができるラジオはこの先も残っていくことでしょう。

夏の暑い日はスイカを食べながら扇風機とラジオのなんとなくそういう感じを思い出します。
昔の麦茶はパックなどには入ってなくて、なんだか香ばしくておいしかったのですが、気のせいでしょうか？

　　　　　