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竹井勝之

NLPで子育ての悩みを解決するNLPトレーナー

竹井勝之(たけいかつゆき) / NLPトレーナーアソシエイト

奈良NLPこころの研究会

コラム

一般化によって会話が成立していないことがあります。

2022年5月10日

テーマ:企業セミナー

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 企業研修人材育成 研修対人関係療法

一般化を知ることで回避できることが多くなります。

笑顔の私
実は、日本語は省略の文化の基に出来上がっていると言われています。
英語圏の人からすると、普通にミルトンモデルだよねと言われます。
ところが、解っていて使うのと解らずに使うのとでは、効果が大きく差が出るどころか
方向すら違う方へ向かってしまうことがあります。

営業の世界の笑い話を例として挙げてみます。

私の住んでいる関西では、「じゃ、ちょっと考えておくよ」と言います。
これ関東でも使われるのですけれども、意味が全く違います。

関西では、今はまだ契約するつもりがないから、考えておくという言葉を使っただけで
一般化として、断っているわけです。
関東では、本当に考えておくという意味で言っています。
だから、関東から移動してきた営業担当者は、何度も訪問して「ひつこい」と怒られます。
逆に関西から移動してきた営業担当者は、「返事を聞きに来ないとは失礼な奴だ」と怒られます。

そして、関東からどこへが抜けています。関西からどこへが抜けています。

それでも、読んでくださった人は「関東から関西」「関西から関東」というように読んでくださったでしょう。
これも脳の能力で、補填するということです。
誤字などがあっても意味を理解してもらえることが多いです。(誤字脱字、私もするのですみません)
この意味を理解するという部分も一般化です。
知らない間に、行き違いということが発生しているわけです。

実は有能な営業担当者はこのことを経験上知り、行き違いにならないように説明していることが多いです。


『連休が終わったから言うけれど』(アメブロ)
地元名物という基準がよく解らなくなりました。
地元じゃない輸入肉で良いのか?

『奈良NLPこころの研究会』(動画セミナー)

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出版 3

恋愛楽本
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