まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ三重
大西勝也

健康について一緒に考える心不全治療のプロ

大西勝也(おおにしかつや)

大西内科ハートクリニック

お電話での
お問い合わせ
059-225-2597

コラム

赤ちゃんに日光浴を!骨の成長を妨げる「くる病」の予防策

JIJICO

2013年10月6日 / 2013年12月17日更新

JIJICOに掲載中の院長のコラムからの転載(http://jijico.mbp-japan.com/2013/10/04/articles4931.html)

母乳で育てられている乳幼児に多い「ビタミンD欠乏性くる病」

赤ちゃんに日光浴を 骨の成長を妨げる「くる病」の予防策現在、乳幼児に「くる病」が増えています。「くる病」とは、カルシウムが骨に沈着せず、骨の中に軟らかい組織(骨もどき)が増加している状態をいいます。セメントが固まっていない、ドロドロとした鉄筋コンクリート建造物を想像するとわかりやすいかもしれません。「くる病」は、骨の成長を妨げたり、変形させたりします。そのため、ひどいO脚、成長障害、歩行障害を引き起こします。日本では、母乳で育てられている乳幼児に「ビタミンD欠乏性くる病」が多い傾向にあります。

日本の乳幼児でビタミンDが不足する原因としては、極端な母乳信仰とアトピーを恐れた乳製品回避が挙げられます。母乳はカルシウムに富んでいますが、ビタミンDはほとんど含まれていません。ビタミンDを含んだ人工乳を全く使わず、アトピーを恐れて食品制限をした乳幼児に、このような「ビタミンD欠乏性くる病」がしばしば見つかっています。また、ビタミンD不足になると、特に足の筋力が弱り、転びやすくなるため、骨折の危険が高まります。

カルシウムだけじゃ駄目。骨を成長させるビタミンD

骨にとって大切な栄養素としては、カルシウムが頭に思い浮かびます。カルシウムは骨を作るだけではなく、筋肉や神経を正常に働かるためにも血液中に一定量必要です。そのため、カルシウム不足になると、血液中にカルシウムを増やそうとして骨が溶けていくのです。通常、カルシウムは小腸から吸収されますが、そのためにはビタミンDが不可欠なのです。いくらカルシウムを摂取しても、ビタミンDが足りなければ、あまり吸収されません。結果、血液中のカルシウム不足を補うために骨が溶けてしまい、乳幼児の骨の成長障害につながるのです。

適度な日光浴で「昔ながらの生活」を

ビタミンD不足は、食生活だけが原因ではありません。もちろん食事の影響も大きいものがありますが、乳幼児の遊び方にもあります。ビタミンDは、紫外線の力を借りて皮膚で作られています。つまり、日光に当たらないと、ビタミンDはほとんど作られません。子どもの日焼けを気にして日光浴をさせないという風潮も、「くる病」を増加させています。アレルギーがなければ好き嫌いなく、ビタミンDを多く含む卵や魚類を食べさせて、適度な日光の下で遊ばせるという「昔ながらの生活」に回帰すべきでしょう。

この記事を書いたプロ

大西勝也

大西勝也(おおにしかつや)

大西勝也プロのその他のコンテンツ

Share

大西勝也プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
059-225-2597

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

大西勝也

大西内科ハートクリニック

担当大西勝也(おおにしかつや)

地図・アクセス

大西勝也のソーシャルメディア

facebook
Facebook

大西勝也のソーシャルメディア

facebook
Facebook

大西勝也プロのその他のコンテンツ