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コラム

太ってなくても要注意 死を招く睡眠時無呼吸症候群

JIJICO

2013年8月8日

JIJICOから依頼されたコラムの転載

昼間に突然強い眠気を感じたら病院へ

太ってなくても要注意 死を招く睡眠時無呼吸症候群睡眠時間を十分に取っているのに、昼間の会議中や運転中に突然強い眠気に襲われることはありませんか?そんな人は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。閉塞性睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に突然、空気の通り道(上気道)が塞がってしまうために生じます。簡単に言うと、寝ている間に何度も首が絞まってしまうのです。それにより、睡眠の質が著しく低下するだけではなく、酸素が足りない状態となり、いわゆるストレスホルモンである交感神経が活性化し、高血圧・不整脈・心不全・狭心症・脳卒中を生じ、最悪な場合は突然死をもたらします。睡眠時無呼吸症候群の患者のほとんどは大きないびきをかき、寝ている時に呼吸が止まっているのを家族から指摘される場合がよくあります。昼間の強い眠気、熟睡ができていない感覚、体のだるさ、「夜中に何度もトイレに行く」「朝起きた時に頭痛がする」などの症状を感じたら医者に相談しましょう。

睡眠時無呼吸症候群の患者の約3割しか肥満はいない

なぜ、睡眠時無呼吸症候群になるのでしょうか。それは、何かの原因で上気道が細くなっている状態のところに、舌の付け根(舌根)が落ち込んでふたをしてしまうため起こります。上気道が細くなる一番の要因に肥満が挙げられます。確かに、特に男性においては上気道周辺に脂肪がつきやすいと言われています。しかし、日本人において睡眠時無呼吸症候群の患者の約3割しか肥満はいないのです。やせていても顎の小さな人、鏡を横から見て顎が口唇より後ろにある人などは上気道が細いため睡眠時無呼吸症候群を発症しやすい傾向にあります。

喫煙や過度の飲酒も睡眠時無呼吸症候群の原因に

予防のためには、上気道を閉塞するような生活習慣を改善することが必要です。肥満だけではなく、喫煙や飲酒が睡眠時無呼吸症候群の原因となります。タバコは上気道に炎症をもたらしてむくみを起こし、アルコールは上気道の筋肉の張りを落として舌根を落ちやすくします。また、睡眠導入薬も同様に気道を閉塞させるため、可能であれば使用を控えましょう。

日ごろからできる対応策としては、横向きに寝るよう枕や背当てクッションなどを利用して工夫してください。仰向けに寝ると熟睡したときに舌根が落ちやすくなります。そして、治療法としては、鼻マスクを用いた持続気道陽圧治療やマウスピースのような口腔内装置を保険適用で受けることができます。

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