任意売却の仕組みについて私が依頼者に情報公開する理由

2012年9月2日公開 / 2013年1月26日更新

テーマ：独り言

コラムカテゴリ：住宅・建物

コラムキーワード：任意売却

いつもお読みいただきありがとうございます

今日は情報の公開についてお話をしたいと思います。
任意売却業界の話ではなく、不動産業界の話が元です。

最近でこそ、インターネットが普及し不動産の情報が
公開されるようになりました。

不動産情報と言っても物件情報ではなく、取引の仕方や
トラブルの内容、チェックポイントや気をつけることなどです。

これらの情報は、過去ずっと不動産業界側が持っていて
一般の消費者には公開されにくい状態でした。

今でも積極的に情報公開をしている不動産会社は少なく
これが、不動産トラブルの温床になっているのです。

圧倒的な情報を持っている不動産会社VS一般消費者という構図ですね。

「お客さん普通はこうです」と言われた消費者は
従わざるを得ないことが多いといえます。

さて、話は任意売却業界に戻しますが、任意売却業界は
更に難解で、なかなか一般の方が理解することが困難です。

そこにつけこんで、任意売却業者が何も知らない一般人から
依頼を受け、適当な業務をすることをよく目にします。

勝手に値段をつけて売る。
正規のルートで販売活動をしない。
さも顧客が探しているかのような広告を入れる。

このようなことが、横行しているのです。
そして、トラブルに巻き込まれる。

私が以前に書いたこの本には
杉山善昭の不動産ワクチンがなぜいま必要か?

任意売却ではなく、一般の住宅を購入する際の
トラブル事例とその予防法が書かれています。

一般の消費者の知識が向上することにより
いい加減な不動産会社から、不動産を購入しないですめば
そういった不動産会社は、自然に淘汰され消滅するのではないか？

このような思いで書いた本です。

任意売却も同様です。

任意売却を検討している方に、私が
任意売却についての情報を公開しています。

なぜ、情報を公開するか？

いい加減な任意売却業者に依頼しないで欲しいからです。

いい加減な任意売却業者の見分けがつけば
依頼しませんよね？

依頼が減れば、そのような業者は淘汰され、消滅していきます。

例え私に依頼しなくてもいい。
しかし、あなたがいい加減な会社にだまされて欲しくないのです。

だから、持っている情報を公開する。
専門的知識をもっていない、あなたに分かりやすくです。

私はこの欺瞞で満ち溢れている任意売却業界を変えたいのです。

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