任意売却のメリット3

2011年9月9日公開 / 2013年1月26日更新

テーマ：任意売却

コラムカテゴリ：住宅・建物

コラムキーワード：任意売却

前二回任意売却のメリットを書きましたが
今回は三回目です。

市県民税や、国民健康保険に固定資産税。

いわゆる税金の滞納。
住宅ローンの支払いが困難になると、税金の支払いも困難になってきます。

税金の未納が続くと、不動産にも税金の差押が付けられます。
競売になった時に未納税金はどうなるでしょう？

税金は優先税とそうでない税があり、細かい説明は別の機会に
書きますが、

例えば
競売売却代金　　　2000万円
残っているローン　3000万円
税金の滞納　　　　　200万円（優先税なし）

このような場合、競売後は
残っているローン　1000万円
税金の滞納　　　　　200万円

となるわけです。
競売で不動産が取られても、税金がチャラになるということでは
ないのです。

更に言うと、自己破産をした場合でも未納税金はチャラにはなりません。
自己破産後も未納税金の納付義務があるのです。
逃げられないんです。。。

任意売却の場合、税金の差押が付いていることも
多々ありますが、任意売却時にこの税金の精算が
出来ることがあります。

どの程度かは、ケースバイケースなのですが
過去の経験でいうと、未納分が大幅に解消された事例は
沢山あります。

厳しい請求がないので、ついつい税金の意識が無くなりがちですが
ずっとついてまわるものなので、任意売却の機会に解消できたら
大きなメリットになります。

任意売却の無料相談をしてみる