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コラム

番外編!【WLBコラム】こどもの「わかった!勉強する!」を引き出す魔法

2019年11月18日

テーマ:教育

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
時間管理&習慣化コーチの山本武史です。



徐々に秋の深まりを感じる気温の変化、
体調など崩されていませんか?


わが家では妻と小6の双子が風邪気味です。

あなたも体調には気をつけてくださいね。




さて、本題ですが・・・、
今回のコラムは番外編です。


ありがたいお話ですが・・・、
ここ最近、研修が忙しく、
月のうち半分以上出張で出かけております。



そんな中、親としては
「うちの子、ちゃんと勉強してるかな・・・」
なんて気になっちゃうんですよね。




ですが、僕自身はこどもに
「宿題しろ」「勉強しろ」って言わないんです。


というか、
やらされ感が出ちゃうと本当の学びにはならないので、
「宿題しろ」「勉強しろ」とは言いたくないのです。




で、考えました!

どうやったら、こども自らが
「わかった!勉強する!」って言うかを。



そして、実験してみました!笑




結果としては、大成功!



これ以降、宿題はちゃんとやっています。

もちろん、今後もずっとそうかと言うと
そうとは言い切れませんが・・・^^;


現に、『ゲームが先』になってる日もあるので。





さて、では、いったいどんな話をしたのか?

その一部始終を大公開します!





【娘たちとの会話】

ぼく「父さん、最近、筋トレにハマってるやん?」

娘①「そうやなー。何がおもしろいん??」

ぼく「やせたり体つきが変わってきたと思わん?
   体力もついてきたから疲れにくくなったし、
   今まで無理だった重さが上がるとうれしいよ。」

娘②「そういえば、お腹のタプタプ減ったな。
   けど、筋トレで疲れんの?」

ぼく「そりゃ、疲れるけど、気持ちええよ。
   で、体力ついたら仕事もがんばれるしな。」

娘②「へー、そんなもんなんや」

ぼく「そういや、話変わるけど、
   学校で聞いてない?『少子高齢化』って・・・」

娘①「聞いたことある。それがどうしたん?」

ぼく「これから、ますます高齢化って進むんやって。
   そうなったら、どうなると思う??」

娘①②「うーん・・・。」

ぼく「例えば、じいちゃんは70歳近いけど仕事してるやん?」

娘①「そうやなー。しんどくないんかな?」

ぼく「そりゃ、しんどいやろな。
   でも、寿命がもっと伸びたら、
   もっとおじいちゃんになっても働かなあかんなるよな?」

娘①「そうやなー。元気で長生きせなあかんな」

ぼく「でも、何も運動せんかったら、
   体力はどんどん落ちていくやん?」

娘②「そうやな。じいちゃんも散歩したりしてるもんな」

ぼく「そうそう!だから、これからは
   みんなが運動せなあかん時代になるんちゃうかな?」

娘②「そうやなー。運動、大事やな!」

ぼく「そうそう。それもあってやと思うけど、
   最近、父さんが行ってるようなフィットネスジムが
   どんどん増えてるんやって。
   これからも、もっと増えるかもしれんな」

娘①「へー。そうなんや」

ぼく「あんたら、勉強嫌いやったら、
   得意な運動で仕事できる、
   フィットネスジムみたいな仕事したらいいのに」

娘②「それもええなー。
   運動するのは大好きやからやってみたいな」

ぼく「でも、たくさんできてるってことは、
   ライバルも増えるってことやん?
   そしたら、他の人とは何か違うことせなあかんよな?」

娘①「・・・、何がええかな?」

ぼく「体力つけるには、ごはんとか栄養って、大事やん?
   あと、ケガしたら運動できんなるから、
   ケガせんように気をつけなあかんよな?」

娘①②「うん、そうやな」

ぼく「けど、何を食べたらいいか、
   どんなふうに動いたらいいか、
   普通の人は知らんよな??」

娘②「わからんなー」

ぼく「じゃ、どうやったらええか教えてあげたら、
   運動する人って喜ぶんちゃうかな?」

娘①「そうやな。喜んでくれたら、私もうれしいなー」

ぼく「あんたらが大きくなったら、
   一緒にフィットネスジム作ろうか!
   お父さんは一生懸命働いてお金作るから、
   あんたらは栄養と身体のことを勉強してくれるかな?
   で、運動しに来てくれる人に教えてあげて!」

娘①②「わかった!勉強する!」

【以上、ここまで】


・・・ってな会話をしました。




どこまで本気かはわかりませんが、
かなり興味を持って聞いてくれましたよ!



将来の夢とか、就きたい仕事とかって、
こどもからするとまだまだ先の話で、
現実味のない話だと思うのですが、
具体的に話していけばイメージしてくれます。


そうしたら、
何が必要か、どうすれば良いか、
一緒になって考えてくれます。



その結果、
勉強が必要だと自分で考え出したら、
自ら進んで勉強してくれるようになると思うのです。



実際、うちの長男(中3)は受験勉強に精を出していますが、
バスケの強い高校で、かつ情報系の学科を希望しています。
具体的に行きたい高校も明確になっています。

そこに合格するために、一生懸命なんです。




自分の夢や将来就きたい仕事が具体的になったとき、
それに必要な学びを自らしていくのだと思います。



で、これはこどもに限った話ではなく、
大人も同じですよね?




ぼくも「プロコーチになりたい!」って思ってから、
本当に真剣に学びましたもん。


「プロの講師になりたい」って思ったとき、
他の講師の話し方や内容を分析しましたもん。




ぼくたちの学びの意欲は、
夢やなりたい姿から逆算すると湧いてきます。



こどもや部下後輩の学習意欲を高めたい方に
この情報が届きますように・・・。



そして、やらされ感のない
純粋な意欲からくる学びが広がりますように・・・。



今回はこの辺りで失礼します。

この記事を書いたプロ

山本武史

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山本武史(ポテンシャルビジョン)

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