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山本武史

ワークライフバランスを実現するタイムマネジメントのプロ

山本武史(やまもとたけし) / コーチ

ポテンシャルビジョン

コラム

【WLBコラム】仕事の成果を上げるたった一つの質問

2018年8月24日

テーマ:働き方改革

コラムカテゴリ:ビジネス

WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントコーチの山本武史です。



昨夜は台風20号の影響が心配でしたが、
僕の住む地域は比較的大丈夫でした。

あなたのお住いの地域は大丈夫でしたか?



さて、今日はタイムマネジメントで言うところの
『領域②(重要だが緊急ではない)』のタスクの
アイディア出しに使える質問を一つご紹介します。



この領域②のタスクをきちんと考え出し、
それに取り組むだけで仕事の成果はグンと上がります。


ただし、間違ったアイディアを出してしまうと、
無駄な時間を使った挙句、全く成果を出せない、
あるいは、逆に生産性を落としてしまいかねません。



僕は講師として業務改善や働き方改革関連の
研修に登壇させていただく機会も多いのですが、
そのような残念な結果を招いてしまっている企業や組織も
結構多く見受けられます。



その特徴を上げると

・業務改善のアイディアボックスが設置されているが中身が空っぽ
・毎月、総務部から業務改善のアイディア提出の催促メールが来る
・残業代が多い(残業している人が多い、残業時間が長い)
・一人ひとりの仕事内容が複雑で代わりがきかない

などがあります。



これらの特徴に多く当てはまれば当てはまるほど、
業務改善はうまく進みません。


業務改善が義務化されてしまうと、
それは業務改善では無く、業務そのものになってしまいます。



しかも、その中で出てくるアイディアは
「取り組んでも取り組まなくてもほとんど変わらない」
といったものがほとんどです。



つまり、「ムダな仕事が一つ増えた」ことと
同じになってしまうのです。



これではいつまでたっても
業務効率は上がらないでしょう。





さて、適切な業務改善を進めるには
どうしたら良いでしょうか?




業務改善の基本は『ムダを省く』ですが、
そのためには、『ムリなこと』を減らし
『ムラ(個人差)』を無くすことが重要です。



業務全体あるいはプロジェクト全体を見渡し、

「ムダはないか?」
「ムリがある部分はないか?」
「ムラは出ていないか?」

と常に問うてみてください。




これは個人の仕事の効率化においても同じです。





しかし、効率化だけでは業務改善は不十分です。



真の業務改善を進めるには、
効率化で得られた時間を
『投資』に回すことが重要になってきます。



もう少し具体的に言うと、
『領域②(重要だが緊急ではない)』タスクに
時間と労力を投資するのです。



これができてはじめて
仕事の成果も時間効率を同時に上げられるのです。




では、適切な『領域②』のタスクとは
一体どういうタスクなのでしょうか?



それを考え出すための質問をご紹介しましょう。



「現在はしていないが、もし日頃から行なっていれば、
 あなたの仕事において大きな成果をもたらすと思われる
 活動(習慣)は何でしょうか?」



ぜひ、じっくり時間をとって
この質問に答えてみてください。


そして、その活動を徹底して行い、
習慣化してみてください。


必ず仕事で成果が上がりますので。




では、今回はこの辺りで失礼します。

この記事を書いたプロ

山本武史

ワークライフバランスを実現するタイムマネジメントのプロ

山本武史(ポテンシャルビジョン)

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