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山本武史

ワークライフバランスを実現するタイムマネジメントのプロ

山本武史(やまもとたけし) / コーチ

ポテンシャルビジョン

コラム

【WLBコラム】集中力と忍耐力を高めるための時間の使い方

2018年3月19日

テーマ:自己管理

コラムカテゴリ:ビジネス

WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントコーチの山本武史です。



タイムマネジメントといえば、
直接的に『時間を効率よく使う方法』や
『無駄な時間を減らす方法』などが注目されますが、

忍耐力や集中力を高めることによっても、
時間の効率を高めることが可能です。




例えば・・・、

仕事が立て込んでいることがわかっているにもかかわらず、
どうも手が進まない時ってありませんか?


また、

締め切り間際の仕事が複数あり、
集中しなければならないことは百も承知だけれども、
気が散ってしまって仕事が捗らないこと、ありませんか?



これらの場面で必要なのが、
『忍耐力』と『集中力』です。



高い忍耐力があれば、
辛い時間もなんのその、やるべきことをやり遂げられます。

高い集中力があれば、
気が散ることもなく、順序よくやるべきことをこなせます。



では・・・、
これら二つの力を高めるために
僕たちは、いったい何をすれば良いのでしょうか?




それは・・・、

『何もしない時間を過ごす』ことです。







タイムマネジメントとの一般的な方向性、

「いかに効率よくたくさんのことを行うか?」

という発想とは、真逆です。




今の僕たちは、
いわゆる暇な時間を過ごすことが極端に減っています。




「困った、これどうやればいいかな・・・?」
と考える暇もなく、

パソコン、タブレット、スマートフォンなどで検索して、
仕事を続けることができます。




あなたは、病院で診察を待つ間も待合室でスマートフォンを片手に
メールチェックなどをしていませんか?


あるいは、電車で、飛行機で移動する際にも、
有益な情報はないかとあちらこちらを探し、
一切無駄な時間は過ごすまいと気を張っていませんか?



隙間時間の活用はもちろん大切です。
否定するつもりはありません。


が、忍耐力や集中力を高めたければ、
『何もしない』という決断をすることが大切です。


ものすごい忍耐力が試されます。
また、集中力が高まっていることを体感できます。




試しに、15分間だけやってみてください。

パソコン、タブレット、スマートフォンの電源を落とし、
何もせずにじっと心を落ち着けていられるでしょうか?



15分は長いと感じるかもしれませんが、
1日という時間からすると、たったの1%ですからね。


それくらいの時間、何もしなかったとしても、
全く無駄にはなりませんから安心してください(笑)




その時間を使って、
ぜひ、今の自分を見つめてください。


呼吸や心拍数、手足の感覚や、
頭の中に思い浮かぶこと、今この瞬間の気持ち、

自分のありとあらゆることに意識を向けてみてください。



結論を出すことに固執せず、
ありのままを感じてみてください。



これは、今、世界中で注目されている
禅やマインドフルネスなどで言われていることです。



ぜひ、試してみてください。



実は、この『何もしない時間』の会議バージョンを
就業時間内に取り入れている企業もあります。



『何も決めない会議』として、
ただ1時間、思うこと、感じることなどを言葉にしていきます。

この会議については、また機会があればご紹介しますね。




さて、今日は忍耐力と集中力を高めて、
日々の仕事の生産性を高める方法をご紹介してきました。


ぜひ、お試しくださいね^^

では、今日はこの辺りで失礼します。

この記事を書いたプロ

山本武史

ワークライフバランスを実現するタイムマネジメントのプロ

山本武史(ポテンシャルビジョン)

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